Temptation: Confessions of a Marriage Counselor / 日本未公開 (2013) 1143本目
最近日本でもちょっとだけ名前を覚えて貰えるようになったタイラー・ペリーの作品ね。映画館には行きませんでした。お金払うのが嫌でw。ネットフィリックス位で十分でしょ!何度も書くけど、最初の頃は面白かった。プロデューサーにルーベン・キャノンが居た頃ね。彼と手を切った辺りから、彼の作品は本当に酷い!日本では言う人が居ないと思うので、声を大にして言うよ!「酷い!」。
今回はタイトル通り。「結婚生活カウンセラーの告白、そして誘惑」なのです。南部の小さな町で敬虔なキリスト教徒の母の元で生まれ育ったのが、主役のジュディス(ジャーニー・スモレット)。6歳の時に、教会でブライス(ランス・グロス)に出会って以来、2人はずっと愛を育み、結婚まで至った。結婚を機に、ワシントンDCに移動。ブライスは自分の小さな薬局を持つのが夢で、今はそんな小さな薬局に務めている。ジュディスは結婚生活カウンセラーを目指し、修士まで取ったが、未だ夢適わず、ジャニス(ヴァネッサ・ウィリアムス)が経営しているデートの相手を見つける結婚相談所みたいな所に嫌々勤めている。そこにやってきたのが、ハーレイ(ロビー・ジョーンズ)という若くしてウェブサイトで当てて億万長者となった男。ハーレイはジャニスの会社に投資したいとやってきた。仕事でハーレイと関わっている間に、気に入られて、ちょっかいを出してくるようになった。ブライスしか知らないけれど、ちょっと倦怠期を迎えたジュディスは、その「誘惑」に...
という話。ブランディがブライスと共に薬局で働く事になるメリンダという女性を演じているんだけど、彼女がストーカーされていて、その人の顔が出てこない時点で、大体この話の結末は見えたよー!隠したから余計に、バレバレ〜。でも、このブランディと主役のジャーニー・スモレットと、セデスの方のヴァネッサ・ウィリアムスだけは、良い感じ!ブランディもヴァネッサ・ウィリアムスも女優としてキャリアをスタートした訳じゃないけど、でも女優としても活躍出来るその才能がある事がひじょーーーーーーーに分かりました!っていうのも、タイラー・ペリーは話題が欲しかったのか、あのKanye Westとの間にノース・ウェスト(今流行のキラキラネーム!)を産んだキム・カーダシアンが出演。まぁあああああああああああ酷い。もう2度と映画に出ないで欲しいわ!台詞の言い回しも素人なら、そのタイミングも酷いし、声質も女優には向いてないよ。台詞言っている感が半端ない!つーか、あの役、マジで要らないよねwww。ファッション、ファッションって、一番ダサくないか?君の黒ばっかりのファッションに憧れた事、1ミリも無いよ!!まだハルク・ホーガンの娘のブルックの方が良いわー。ビキニになってくれるしね。つーか、キムは次映画があるなら、「シャークネードー」の続編でサメに食べられてしまえ!それか脱ぐ要員でどうぞ!元々そこから始まった訳ですし!!って、その相手のレイJ姉のブランディが共演しているっていうのが凄いよね。ブランディ、太っ腹!絡みのシーンは無いけれど。という事も含んで、ブランディはいい感じに成長してるなーと感じさせて頂きました。
つーかさ、家にランス・グロスが待ってたら、浮気なんかしないよー。ハーレイ役より、断然にランス・グロスの方がカッコ良いじゃんかー!!ランス・グロスもハーレイ役の人も脱ぐシーンがあったけれど、ランスの方が素敵じゃんかー!確実にキャスティングミスだわー。この2人の正反対度がイマイチ伝わってこない。タイラー・ペリーって、どうもたまに男優陣がカッコよ過ぎる。カッコ良いけどランス・グロス程ではない、ショーン・パトリック・トーマスとか、ジェイ・エリス辺りが合いそうな感じ。2人共に一途そうだし。つーかさ、ハーレイ役の人も救ってあげてよー!って思う。クラックベイビーから、億万長者だよ!性格悪いけど、頑張ったじゃんか!!キリストで救ってあげてくださいな、タイラーさんよー!!救いようがあるでしょーが!!!
この映画と同じような「One Week / 日本未公開 (2000)」の方が確実に面白いし、そっちを薦めるわ!!
まあこの映画観ていると、あの「なんでもないような事がぁー、幸せだったと思う〜♪」っていう歌詞を思い出しちゃいます。結婚って、なんでもないような事が一番幸せなのよね。って、子供を突っついて、子供がケラケラ笑っている時にしみじみ感じます。うちの夫はランス・グロスみたいに脱いで、オーティス・レディングの名曲「Try a Little Tenderness」は歌ってくれませんが、私の名前とかあだ名を使ってよく分からない歌は歌ってくれます。そんな時は幸せ感じるよね。
(2.25点/5点満点中:8/9/13:DVDにて鑑賞)