Cast >> Robert De Niro (Vic Sarcone), Forest Whitaker, 50 Cent (Malo) ...
Director >> Jessy Terrero
Writer >> L. Philippe Casseus
Producer >> 50 Cent, Randall Emmett, Mark Canton, George Furla
Genre >> Action
Country >> USA
総合ポイント >> 2.5/5点満点
Contents >> 2 Performance >> 3 Direct >> 2 Music >> 3
I just don't understand why De Niro and Whitaker were in this garbage.
マロ(50セント)は友人2人と共に麻薬取引の罪で逮捕され、刑務所に入った。出所後はその友人と共に警官になった。亡くなったマロの父親(アンドレ・ロヨ)が警官だったのもある。警官1日目に、父の元相棒ジョー・サルコーン(ロバート・デ・ニーロ)がやってきてチームに入って欲しいと言われ快諾する。サルコーンはベテラン警官のラルー(フォレスト・ウィッテカー)をマロの相棒に選ぶ。しかしサルコーンのチームは腐敗した警官達が集まる所で、マロもそのチームに染まっていく中で、父親の死の詳細も明らかになっていく。
なぜか俳優業に真剣になっちゃってる50セントの制作会社が制作したクライムアクション映画。そしてなぜかオスカー俳優の名優ロバート・デ・ニーロとフォレスト・ウィッテカーが出演しちゃっている。なんで出演しているのか全く理解出来ない程の普通のクライム映画。フォレスト・ウィッテカーの腐敗した警官の名演技はかなり無駄。こんな映画でも全力で演技するウィッテカーはいい人なのかもしれない。せめてデ・ニーロみたいに力加減してくれた方が良かったかも、と思うほどに、いつまで経っても演技が上手くならない50セントが主役では見所もない。「トレーニング・デイ」を真似た後味悪い映画。意味のないエロシーンも多すぎる。
ブラックスプロイテーションの末期を思い出す。フレッド・ウィリアムソンが出ていた系の映画を思い出すが、ウィリアムソンには本当にカッコいい愛すべき部分があったけれど、50セントにはそこまでの演技力とか愛すべき部分が欠如してるんだよね。残念ながら。
(09/09/12:DVDにて鑑賞)