前作は何だかナーとあんまり好きになれなかったんだけど、今作品は手放しに大好きです!!劇場でアドレナリンを大放出してきました。アクション映画の教科書。アクション映画の汗臭さとか、台詞の臭さとか、下らない臭さとか、臭ささが一杯!でもさ、そんな臭さがアクションファンを胸熱にさせるのですよ。アクション映画の台詞は臭い方が良いに決まってる。だってスクリーンの中で奴等は命を張っているんだから、そんな奴等の言う台詞は臭くなって当然でしょ?そしてドルフ・ラングレンの使い方も超絶。何か寡黙で「ロッキー4」みたいなイジメっ子ぽいイメージのあるドルフをあんなキャラにしたのは正解。面白すぎた。前作ではジェイソン・ステイサムのキャラしか際立ってなかったからね。今回はキャラクターのバランスも良かったですねー。あ、でもジェット・リーだけはまたもや不発。彼のアクションシーンは最高だったけに、彼だけ出番が少なかったのが、唯一の不満!!!!!!!!!!
今回も消耗傭兵軍団は、海外のネパールで中国人ビジネスマンの救出に向かっていた。でも今回は新たに若いビリー・ザ・キッド(リアム・ヘムズワース)が軍団に加わっていた。難なくビジネスマンを救出し、チャーチからまた新たな任務を言い渡される。今度の任務にはエキスパートである女性マギーを連れていく事になるが...
アクションの量も絶妙。最初からアドレナリンが出るほどのアクション、アクション、アクション。銃だったり、車だったり、またあのスタローンが操縦する飛行機だったり、拳だったり... アクションの究極のデラックス版。先に書いたようにアクション映画の教科書。やっぱり教科書は読んでおいた方が今後の為にいいに決まっている。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが最強な悪役を演じていたり、またシュワちゃんが例の「アイルビーバック」を鉄板ギャクのように使っていたりと、色々あるけど、まあでも今回はチャック・ノリスが全てを奪っていきましたねー。私が見た劇場ではチャック・ノリスが登場した瞬間、後ろに座っていた女性が思わず「チャック・ノリス!!!!!!!」と大声で叫んでしまってました。まあそれだけ素晴らしい登場シーンでしたね。ちなみにこの映画が公開された翌週の週末には、アメリカのTVチャンネルのミリタリー・チャンネルでは、チャック・ノリスの「デルタ・フォース」を、ルー・ダイアモンド・フィリップが司会で、本物のデルタフォースだった人を招いて上映会。そしてその翌週は「デルタ・フォース2」が放送。プチ・チャック・ノリス祭りで、プチ復活中。
そしてアクションに夢中でチャック・ノリスに夢中になった私が劇場出て、夫に言われるまで気づかなかった事... ミッキー・ロークの不在。そういえば前作に居たね!ま、その位、今回のキャスティングはお見事でした!
(5点満点:8/18/12:劇場にて鑑賞)