Cast >> Sanaa Lathan (Monica Wright), Omar Epps (Quincy McCall), Kyla Pratt (Young Monica), Alfre Woodard (Camille Wright), Naykia Harris (Young Lena), Harry Lennix (Nathan Wright), Debbi Morgan (Nona McCall), Dennis Haysbert (Zeke McCall) ...
Director >> Gina Prince-Bythewood
Writer >> Gina Prince-Bythewood
Producer >> Spike Lee, Andrew Z. Davis, Cynthia Guidry ...
Genre >> Romance
総合ポイント >> 5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 5
Double or nothing
1981年、プロバスケットボール選手を父を持つ11歳のQの隣の家に、同じ年の女の子モニカが引っ越してきた。彼女は誰よりもバスケットボールが得意だった。Qはすぐにモニカを好きになり、2人は付き合う事になるが、すぐに喧嘩別れ。1988年、2人は高校生になり、2人共に高校のバスケチームのスター選手となっていた。Qとモニカは付き合ってはいないが、いい友達関係。プロムもそれぞれ別の異性と参加したが、綺麗にドレスアップしたモニカに、Qは目を奪われていた...
女性監督から観たバスケットボールと恋愛。これを観る度に、胸がキュンとなる。歳を重ねても同じ気持ちで観る事が出来る。男女、それぞれがバスケットボールにかけた青春と恋。とても上手くそれらを混ぜているのがいい。バスケットが恋の障害になったり、恋がバスケットの障害になったりする。お互いがそれに一生懸命だったからこそ。LAのボールドウィン・ヒルズが舞台になっているのも面白い。ここは黒人にとってのビバリーヒルズと言われている所。黒人がステレオタイプ化されずに、有りのままの姿がある。
前年度の「The Wood / ソウル・メイト (1999)」と舞台も同じで、出演者も同じな所があるし、同じく80年代に遡っているのもある。でもあちらが青春度が高ければ、こちらは恋愛度が高い。
やっぱり初恋って、どんな形でも胸がキュンとなる。多くの人が成し遂げられなかった初恋。だから彼等の姿は、胸がこんなにも締め付けられるのかもしれない。
(Unknown、4/18/12:DVDにて鑑賞)