Larry Crowne / 日本未公開 (2011) 942本目
トム・ハンクスが久々に監督に復帰した作品。けど、コケテますな。アメリカでもあんまり注目されなかった。けど、セドリック・ジ・エンタテイナーにタラジ・P・ヘンソン、そしてパム・グリア嬢が出演しているので、気になってました。それに新進のググ・バサ=ローも出演。ジュリア・ロバーツも出演...って、これは別に私の心には全く響きませんけど...
こちらも「A Screaming Man / 終わりなき叫び (2010)」と同じく、オヤジがリストラされてしまう作品。こちらのオヤジはもちろんトム・ハンクス。U-マートという大型店舗で働くオヤジ。名前はK-マートぽいけど、中身はターゲットぽい。そこで、8回も月間優秀従業員に選ばれたけど、大学に行ってないから...という理由でリストラされてしまうのです。元々はアメリカ海軍でコックとして20年勤め上げ、見事に引退した真面目な男。ささやかだけど、その人生を謳歌していた。リストラされた事で少し落ち込みながらも、隣人のセドリックとタラジの夫婦に相談するんですね。ちなみにこの夫婦は宝くじを当て、半分を税金で持っていかれてしまったので、今は毎日ヤードセールで稼いでいる夫婦。そしたら、セドリックがトム・ハンクスに近所のコミュニティカレッジの無料のパンフを売りつけるんですね。で、そこに行ってみたら、カウンセラーのオジサンも元軍人で、盛り上がる。ジュリア・ロバーツが教えているスピーチのクラスを薦める。今まで燃費も掛かる大きな車に乗っていたけど、またもや隣人のセドリックからスクーターを買って、それを足にして大学に通う事にするんですね。で、そのスクーター置き場で仲良くなったのが、若いググ・バサ=ロー。彼女が良い刺激になって、トム・ハンクスのオヤジを変えていくんです。パム嬢はジュリアの同僚の大学教授。
セドリックも「Dance Fu / 日本未公開 (2011)」とは違ってよかった。タラジとの夫婦役はぴったり。
まあ中々見れちゃう映画でした。トム・ハンクスとジュリア・ロバーツが恋に落ちていくのは、あんまり説得力無かったですけどね。それに海軍でコックだったトムが料理上手いというのは、おーーい!とツッコミ入れたいですねー。料理上手い米海軍のコックなんて、あんまり居ないですから... ごく稀です。
スピーチのクラスで、スタートレックについて熱く語るのが、黒人の生徒。確かに私の周りはトレッカーだらけ。うちのオヤジさんも昔の彼氏もトレッカー。黒人男性はスタートレック好きなのは確かかも??
(3.5点/5点満点中:11/20/11にDVDにて鑑賞)