Cast >> Stepin Fetchit (Porter), Francine Everett (Betty Washburn), Lou Swarz (Cora Washburn), Gertrude Saunders (Mabel Page), Ed Hunter (Mr. Powers), Duke Williams (Tom Powers) ...
Director >> Bud Pollard
Producer >> E.M. Glucksman
Genre >> Comedy
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
But thats OK, cause I'm still fly
シュガー・ヒルの高級アパートでメイドの仕事をしていたコーラ(ルー・スワーズ)。コーラは女手一つで娘のベティ(フランシーン・エヴェレット)を音楽学校に通わせて、立派な女性に育てあげた。そのベティが、裕福な家庭に生まれ育った軍人のトム(デューク・ウィリアムス)と出会い恋に落ちた。そのトムの両親がベティを訪ねてくるというのだが、貧しい事を知られたく無い為にベティは母コーラに泣きつく。コーラはポーター(ステッピン・フェチット)と共に自分が働いているアパートの一室を勝手に借りるのだが...
元々は大手映画会社で編集の仕事をしていたバド・ポラード監督作品。彼は白人だが、沢山のB級黒人映画を撮っている。1943年にレナ・ホーンが「ストーミー・ウェザー」でセンセーショナルな人気となってからは、各社がレナ・ホーンのようなスターを探していた事がよく分かる。この映画の娘役もレナ・ホーンのような色が白くて細くて歌える女性。そしてこの映画は少々無理ぽく、彼女の歌やステッピン・フェチットのパフォーマンスにタップや踊りをねじ込ませている。
当時のタップや踊りや歌が好きな人には面白い作品。ただこの当時はこのような映画が多かったので、その中に完全に埋もれてしまう特徴のない作品でもある。
(9/14/11:DVDにて鑑賞)