何で見たかは言わずもかな。うひひ。もちろんアンソニー・マッキーが出ていたからです。出ていなかったら見てませんから。というか、マット・デイモンを大スクリーンで見たのは初めてですから。このマット・デイモンはたまにカート・ラッセル時々マーク・ウォールバーグですね。ウォールバーグとデイモンは同じボストン出身だから、同じ出かもしれないけれど、デイモンはお金持ちの地区でウォールバーグは労働階級ですからね。やっぱり違うかも。でも時たま似てる。そんな事より、アンソニー・マッキーですよ。去年一年はアンソニー・マッキーにやられぱなしでしたわ。その前年はキウェテル・イジョフォーね。キウェテルが「2012 / 2012 (2009)」とか「Salt / ソルト (2010)」とかつまらない映画に出始めた所で、アンソニーが「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」とか「Night Catches Us / 日本未公開 (2010)」とかに出て、私はすっかり心奪われましたね。まあ彼の場合「Brother to Brother / 日本未公開 (2004)」でヤラレてましたけどね。あのセクシーな流し目は最高っす。
とまあ、内容ね。マット・デイモンらしなと思う(大スクリーンで見た事ないくせにこの口調)。彼がラブストーリーをやろうとすると、こういう風になるという感じ。もちろんラブコメでもないし、「きみに読む物語」みたいなニコラス・スパークス系の純粋なラブドラマじゃない。どことなく政治的で、サスペンス。そこがマット・デイモン(帽子はイマイチ似合わない)。そこにセクシーな流し目そしてすきっ歯の男が上手く絡んでくるんですよー。彼の演じた役は非現実的な職業を持ち、みんながその中で人間らしさを失い機械的になっている所で、1人だけ人間的な良心を持つ男。ハリウッドでは1・2を争う名バイプレイヤーに成長していると思う。「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」でも証明してますよね。最近聞く、彼が出演するという映画でもやっぱり名バイプレイヤーぶりが期待されているような作品が多い。でも本当は主役で沢山見たい。
今は何でもグーグルで一回調べてしまいますわよね。ちょっとあの台詞にはツボにはまった。
しかし...ケツあごカップルか...あれでもしアンソニー・マッキーの役をラテン系のザキヤマ(アンタッチャブルのうるさい方で帽子は似合う)が演じていたら、出演者がケツあごばかりで、やかましーわ!(R.I.P.アンタッチャブル)となってましたね。そういう意味でもアンソニーはすきっ歯でナイスアシスト!
(4点/5点満点中:1.2.3.ダー!と劇場にて観戦)