The Adjustment Bureau / アジャストメント (2011)
Cast >> Matt Damon (David Norris), Emily Blunt (Elise Sellas), Anthony Mackie (Harry Mitchell), John Slattery (Richardson), Anthony Ruivivar (McCrady), Michael Kelly (Charlie Traynor), Terence Stamp (Thompson) ...
Director >> George Nolfi
Writer >> George Nolfi
Producer >> George Nolfi, Chris Moore, Michael Hackett, Bill Carraro, Isa Dick Hackett, Joel Viertel
Genre >> Romance
Country >> USA
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Adjustment to Matt Damon
デビット・ノリス(マット・デイモン)は史上最も若い下院議員で、今度は最も若い上院議員となるべく立候補したばかりだった。最初は他を圧倒的にリードしていたが、選挙直前に過去のスキャンダルが発覚し敗れてしまった。その敗北スピーチの練習をトイレでしていたら、女性(エミリー・ブラント)が現れた。言葉を交わす内に惹かれ合い、キスをした。名前も分からず諦めていたが、ある日バスの中で偶然にまた会った。しかしそれはとある組織の者達にとっては、あってはならない偶然だった。そこに属する男(アンソニー・マッキー)がうたた寝をした為に起こったミス。彼等はデビットを拉致し...
マット・デイモン主演のサスペンスラブストーリー。てっきりマット・デイモンのいつもの感じのサスペンスアクション映画かと思えば、ちゃんとしたラブストーリーでもある。こういう感じはマット・デイモンしか出来ないかなーとも思った。政治家にまでなってしまうような正統派な匂いのする男。彼らしくラブストーリーを作ると、こんな感じになるんでしょうね。時々イギリス訛りが出てしまうエミリー・ブラントも実にチャーミング。愛は全てを打ち勝つ事が出来るのか?普遍的なメッセージであり、ハリウッドに味付けされると少し味気なく感じる。チェアマン?ザ・マン?システム?神?見えない存在への恐怖を掻き立てる、ちょっと変わったラブストーリー。
マット・デイモンがラブストーリーを演じると、こうなる。彼だからこうなったのか、彼にしか出来なかったのか... 中々面白い一風変わったラブストーリーである。
(4/22/11:劇場にて鑑賞)