The Detonator / デトネーター (2006) (Video) 774本目
この後に見た2本が面白かったので、今になってこの映画を見た事を後悔してます。なんでこれ見ちゃったんだろう?この次の作品を一日も早く紹介したいのに... とすら思ってます。ごめんね、ウエスナ。この映画はいかにもウェズリー・スナイプス映画!であって、それ以上でもないしそれ以下でもないね。近年のビデオスルーとなってしまうウエスナ映画の王道中の王道。舞台をルーマニアに移しただけ。でもせっかくルーマニアに移したのに、そんなにルーマニアらしさは感じられない(ルーマニアらしさが何なのか私には分からないけど)。人々の脅威となる筈の生化学兵器もなんかダサい緑の液体。メロンソーダなんじゃないの?的。相手役もスレンダーな美女だけど、本当はウエスナとは嫌なんだろうなーと思えたし、胸の一つも出さないし、吹っ切れた感が無くて残念。B級アクションなんだから、一つ位出せばいいのに。二つあるんだから。綺麗なだけのお姉さんは嫌。綺麗で吹っ切れたお姉さんが好き。
面白い所があるとすれば、ウエスナのボヤキかなー。ちょいちょいナレーションでボヤくんだよね。後は、ウエスナが「To Wong Foo Thanks for Everything, Julie Newmar / 3人のエンジェル (1995)」を思い出したのか、一瞬オネエ系になる。でも物凄くやる気ないからすぐにバレちゃうんだけど...
この映画はアメリカではビデオスルーだけど、なぜか日本では「スナイプス大運動会」と銘打った大会で劇場公開された作品。運動会では活躍出来なかったタイプなので、行きませんでしたけど...ふふふ。短距離は普通か遅いチームで1位でした。早いチームだとビリでしたもん。リレーには出た事ないもん。「スナイプス大宴会」なら行ったけど。
どうしてもウエスナのウエスナらしい映画が見たいんだよ!って時にはおススメ。確かに私はあの時ウエスナらしいウエスナを見たかった。でもやっぱりもう一つ上のウエスナが見たかったかもねー。ウエスナは本当はいい役者なんだよね。「Brooklyn's Finest / クロッシング (2009)」はさすがだと思いましたもの。こういうのじゃなくて、もっといい映画で見たいわ。
(3点/5点満点中:DVDにてメロンジュース飲みながら鑑賞)