SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Blood Done Sign My Name / 日本未公開 (2010)

Cast >> Rick Schroder (Vernon Tyson), Nate Parker (Ben Chavis), Michael Rooker (Defense attorney Billy Watkins), Nick Searcy (Robert Teel), Lee Norris (Roger Oakley), Omar Benson Miller (Herman Cozart), Lela Rochon (Roseanna Allen), Darrin Dewitt Henson (Eddie McCoy), Gattlin Griffith (Tim Tyson) ...
Director >> Jeb Stuart
Writer >> Tim Tyson (book), Jeb Stuart
Producer >> Jeb Stuart, Mari Stuart, Mel Efros

総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4

Blood, it makes people alive, black or white
1970年ノースカロライナのオックスフォードの教会にメソジストの新しい牧師ヴァーノン(リック・シュローダー)が就任した。街はまだ白人と黒人とで真っ二つに分かれていた。同じ頃に黒人の学校に教師として故郷へ戻ってきたのが23歳のベン・チェイヴィス(ネイト・パーカー)だった。彼はキング牧師のSCLCや学生運動のSNCCなどで活躍していた。そんな時、チェイヴェスの従兄弟で軍人であるディッキーが白人の親子に殺される事件が起きた。しかし警察は事件として取り上げようとせず、黒人達は街で暴動を始めるが...

面白い歴史劇である。もしかしたら私達はまだ全然知らないだけで、南部の各町にはこのような物語があるのかもしれない。「Deacons for Defense / 日本未公開 (2003)」という作品もそうだった。この原作を書いたのは、この映画の主人公でもある白人の牧師の息子。自分達親子の関係を描きつつ、70年代に起こった公民権運動についてを描いている。この街にベン・チェイヴィスが戻ってきていたという偶然も凄いと感じた。歴史の風化で忘れ去れてしまいそうな出来事を上手く生き返らせている。この歴史的な事に関わったベン・チェイヴェスは健在で今も活躍し、そしてこの物語について話しているという事実。そうこれは、ホンの少し前の出来事なのだ。

今、私達は色々な出来事から学んできた遺産で平和に暮らしている。名も知らない人々が残した遺産という物語。大事にしないといけないと感じる。

(8/13/10:DVDにて鑑賞)