The List / 日本未公開 (2007)
Cast >> Wayne Brady (Lewis), Sydney Tamiia Poitier (Cecile), Flex Alexander (Chet), Matthew Glave (Phillip), Tatyana Ali (Cynthia), Illeana Douglas (Donna), Erica Gimpel (Gail), Malcolm-Jamal Warner (Randy) ...
Director >> Brandon Sonnier
Writer >> Marcus Folmar
Producer >> Diane Nabatoff, Duncan Napier-Bell, Jack O'Halloran, Alexander G. Ross
Genre >> Comedy
Country >> USA
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Realistic vs Romantic comedy
ルイス(ウェイン・ブラディ)はロサンジェルスで良い仕事と恋人に恵まれたパーフェクトな男で、正に今テレビで恋人にプロポーズする所だった。しかしあっけなくプロポーズを断られた。傷ついたルイスは仕事に打ち込もうとするが大事な依頼主から愛が足りないと言われる始末。ルイスは恋人に振られた原因でもある、リスト作りをまた始める。今度はパーフェクトな恋人を見つける為の女性への条件をリストアップしていくのだった。そんな時に会社のエレベーターでセシール(シドニー・タミア・ポワチエ)に会うが...
ロマンチックコメディほど安心して見れる映画は無い。大抵の結末が分かってるからだ。それ故に現実離れしてしまう事が多い。まず、ウェイン・ブラディ演じる男が世界一ハンサムという設定がかなり厳しい。ブラディは才能あるエンタテイナーではあるが、世界一ハンサムとなると頷けない。ハンサムと言えば、やはりこの映画の相手役の実際のパパであるシドニー・ポワチエの若い頃なら納得出来る。でもブラディは自身の才能を魅力に変えて、かなり魅力的な男をこの映画では演じている。このルイスという男がかなり良い奴なのだ。それとは対照的に天真爛漫に相手役を演じているのがシドニー・タミア・ポワチエ。生まれ持った魅力を十分に出し切っている。ハッピーエンドのヒロインにはピッタリ。イリアナ・ダグラスやフレックス・アレクサンダーの脇役もかなり魅力的に映画に華を添えている。
ロマンチックコメディに求める、現実的な部分とそれとは全く違う空想的で非現実的なロマンチックな部分が上手くあって、何か気分が良くて明るくなれる作品。
(8/12/10:DVDにて鑑賞)