Cast >> Donald Glover (Jason), D.C. Pierson (Duncan), Dominic Dierkes (Charlie), Aubrey Plaza (Kelly), Matt Walsh (Jim) ...
Director >> Dan Eckman
Writer >> Donald Glover (story), DC Pierson, Dominic Dierkes
Producer >> Meggie McFadden
Genre >> Comedy
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
This is Big Charming Mystery...
ジェイソン(ドナルド・グローバー)は親友のダンカン(DC・ピアーソン)とチャーリー(ドミニ−ク・ディアクス)と共に「ミステリー・チーム」を結成して近所の未解決ミステリーである「キンメル夫人のパイを盗んだ男」や「マックギンティの親父」等を無理矢理解決していた18歳で童貞の3人組だった。ところがある日ジェイソンは、両親が殺された女の子に両親を殺した犯人を捜して欲しいと依頼されて...
今流行りのくだらないジョークを埋め込んだティーンコメディとは違った、不思議な魅力の映画である。実は、そんなくだらないジョークが満載の映画なんじゃないかと高を括っていた。主役の「ミステリー・チーム」を演じこの映画を制作した核となる3人は、ニューヨーク大学で出会った。実際にはこの映画の監督と制作者の女性を加えた5人組。一人だけ黒人であるドナルド・グローバーがその中でも魅力を放っているように思えた。18歳の体の中に小学4年生の心と知識。その中でドナルド・グローバー演じるジェイソンが様々なキャラクターに本気で変身していく姿が面白い。同じくオタクなダンカンやチャーリーも同じように小4で成長が止まっているが、彼等が突如変化するのも笑ってしまう。でもジェイソンだけは変わらない。でもそれでも少しだけ成長する彼等の姿に胸がキュンとしてしまう。
なぜか主人公達に惹かれていく。なぜか笑ってしまう。「ミステリー・チーム」の不思議な魅力こそが最大のこの映画のミステリーである。
(6/16/10:DVDにて鑑賞)