SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Freaky Deaky / 日本未公開 (2012)

Cast >> Billy Burke (Chris Mankowski), Christian Slater (Skip Gibbs), Crispin Glover (Woody Ricks), Michael Jai White (Donnell Lewis), Breanne Racano (Robin Abbott), Sabina Gadecki (Greta Wyatt), Andy Dick (Mark Ricks), Gloria Hendry (Sgt. Maureen Downey), Page Kennedy (Booker), Leonard Robinson (Juicy Mouth), Bill Duke (Wendell Robinson) ...
Director >> Charles Matthau
Writer >> Elmore Leonard (novel), Charles Matthau (adaptation)
Producer >> Charles Matthau

総合ポイント3.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 3 音楽 >> 4

No Freaky Deaky
1974年頃のデトロイト。爆弾処理班のクリス(ビリー・バーク)は、セックス犯罪課に移動させられた。そこにやってきたのが、美女グレタ。彼女は大金持ちのウッディ(クリスピン・グローバー)にレイプされたと告白する。あまり捜査する気のないクリスだったが、ウッディの弟がウッディのリムジンに仕掛けてあった爆弾で死亡した事もあって、グレタを助けるつもりで、捜査を開始。しかし、ウッディの右腕ドネール(マイケル・ジェイ・ホワイト)が中々簡単に捜査をさせてくれない。そして、ロビンという女性とスキップという男性がウッディのお金を狙っていたが...

人気作家エルモア・レナードの原作を、ウォルター・マッソーの息子が監督。レナードとマッソーという名前だけで面白いに違いないと、映画ファンは感じてしまう。なんでも原作はレナード作品の中でも人気の高い小説。しかも70年代のデトロイトというだけで、ブラックスプロイテーションだったら最高の環境だ。しかも”ブラック・ダイナマイト”事、マイケル・ジェイ・ホワイトが元(ブラック・)パンサー党員という、キャスティングでも泣ける。さらには、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリスピン・グローバーがこれまた気持ち悪いお金持ちを、いつも以上に気持ち悪く演じている。しかし、映画はそのデトロイトの雰囲気はまるで無いし、70年代の気味悪さもレトロな衣装なのに全く感じられない。グレタとロビンも綺麗で見ごたえあったが、やはり70年代を感じる事は無かった。完全に演出の失敗である。

まあ正直若干キャスティングを変えて、クェンティン・タランティーノが監督だったら、面白かっただろうなーとは思ってしまう作品である。レナードの無駄使い。

(5/2/13:DVDにて鑑賞)