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Endgame / エンドゲーム 〜アパルトヘイト撤廃への攻防〜 (2009) 677本目

南アフリカが題材の映画です。アメリカでは映画祭にて公開され、その後にPBSで放送されたみたいです。本国イギリスではチャンネル4にて放送されました。
観たかったんですよ。なんたってたって、私の王子様キウェテル・イジョフォーが出演ですから。イジョフォー王子が南アフリカの大統領も務めた若きタボ・ムベキを演じております。外国資本で南アフリカについての映画を作るのは最近のトレンドかもしれませんね。今回はイギリスが製作。でもこの題材にイギリスという国は切っても切れない関係でもあります。南アフリカアパルトヘイト政策を終わらせるのに一役かったのが、各国の政治家でも何でもなく...イギリスのビジネスマンのマイケル・ヤングという人物でした。彼はコンソリデイテッド・ゴールド・フィールズという金鉱業の会社に勤めていた人物。南アフリカは金鉱業でも有名です。そんな彼が企業の命令とは言えアパルトヘイト政策を終わらせるに関わるとは驚きですよね。とは言え彼はイギリスでは政府関係の仕事も以前にはしていたみたいですね。また元々南アフリカにはオランダ系のアフリカーナとイギリス系が対立していたのもあるかもしれないですね。
こちらが本物のマイケル・ヤング氏。演じた俳優よりも素敵かも!

監督は「Vantage Point / バンテージ・ポイント (2008)」のピート・トラビス。今回の映画で思いました。苦手な監督かも。この映画も堅い難しい映画なんですよ。そのまんま撮るんですよね。派手な演出とか無し。でも気取って、カメラワークを凝ってるのか、カメラ揺らしながらズームするから苦手。何か消化不良になる演出が多い人です。派手な演出も無く、俳優の演技と台詞に頼りっきり。舞台もイギリスや南アフリカにと様々に飛んでいくのですが、場所のクレジットだけでイマイチな演出でしたね。というか、分かり難い!先に書いたように派手は演出がないから、区別付かないし覚えてられない。一番の見せ場がやはり、秘密の会議が行われる密室な部屋での男達の攻防戦。いちよう1985年から1990年までが舞台なのかな?5年間も長かったですね。ネルソン・マンデラのANC(アフリカ民族会議)とアパルトヘイト政策賛成側の国民党の秘密会議。そんな中、ANCの若い代表だったのがイジョフォー演じるタボ・ムベキ。彼の魅力の一つである雄弁さで、国民党を丸め込もうとするのですが...そうは簡単には動かない。この映画はいちよう1985年から1990年にかけての5年間の物語。その中で、ムベキと政府側の大学の教授であるウィリー・エスターハイズが内面を出し合っていくのです。そこがこの映画のクライマックス。他の監督だったら、もうちょっと見せ所があって面白い作品になったかも??


厳しい監視下の中の刑務所生活のネルソン・マンデラとANCがどのようにコミュニケーションを取って行ったか... バーミングハムの刑務所にいたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師と似てますね。

緊迫した状況は分かったのですが、もう少し観やすい映画だと誰もが取っ付き易くてよかったかも??見所ももうちょっとあって欲しかった。何が悲しいって、DVDの映像付録にキウェテル・イジョフォー王子のインタビューが無い事よ!監督やウィリアム・ハートマイケル・ヤングを演じた俳優はあるのに!!そこだよ、そこ!!

ちなみにこの作品は日本ではNHKのBSiという所で3月から放送予定みたいっすよ!

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(3.75点/5点満点中:DVDにて鑑賞)