Graduation from John Hughes High School
みなさんご存知だと思いますが私は(そんなに私に興味ないよ!)、ジョン・ヒューズの80年代の青春映画が大好きでした。彼の映画と共に青春を過ごさせて頂きました。そのジョン・ヒューズが週末に亡くなりました。還暦を迎える前の59歳でした。監督としても沢山の素晴らしい作品を残しておりますが、脚本家としても大好きでした。上にもタイトルを出しましたが、「プリティ・イン・ピンク」とか最高でしたね。「恋しくて」は脚本は素晴らしかったけど、映画はあんまり好きじゃなかったかも。コメディも「大災難P.T.A.」とか「大混乱」とか「ホームアローン」とか面白いのが多かった。一番好きなのが「おじさんに気をつけろ!」かな。ジョン・キャンディの個性が物凄く生かされてましたね。監督としては「ブレックファスト・クラブ」とか「すてきな片想い」とか「ときめきサイエンス」とか「フェリスはある朝突然に」とかで、青春映画では絶対的な神でしたよ。「フェリスはある朝突然に」とかは本当に凄かった。第4の壁を破った演出で、主役のマシュー・ブロデリックと目が合うのが面白かった。音楽の使い方も上手くて、ロック系でもヨーロッパ系のニュー・ウェイブを上手く使ってましたよね。シンプル・マインズとか、ワン・チャンとか「True」を歌った人達とか。
前、私が楽しみに読んでいたウェブサイトの管理者の方が、ジョン・ヒューズの事を「ジョン・ヒューズ学校」と呼んでいたけれど、正にジョン・ヒューズの世界は学校みたいな空間でした。ジョン・ヒューズにしか作れない空間でしたよ。もうああいう映画は見れないかと思うと、本当に悲しい。
私もそろそろジョン・ヒューズ学校を卒業せねば。素敵な80年代の思い出をありがとう、学長!