批評家が決める「Critics Choice Award」がTV放映され発表された。
受賞は「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」のモニークが助演女優賞を獲得した。「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」は作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞にノミネートされていたが、受賞は助演女優賞のモニークだけだった。また「Invictus / インビクタス/負けざる者たち (2009)」のモーガン・フリーマンが主演男優賞にノミネートされていたが受賞しなかった。作品賞と監督賞で「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」が受賞した。
http://www.vh1.com/shows/events/critics_choice/_2010/nominees/?_id=category_1
TV放映を見ていたのですが、今までで一番最悪なショーでしたね。オープニングのショーから全てが絡み合ってない感じ。はっきり言えば面白くなかったです。司会者の人も駄目でしたね。空回り。ジョン・ヒューズのトリビュートをジョン・クラシンスキーとエイミー・ポーラーが「プリティ・イン・ピンク」のアンディのピンクのドレスとダッキーのあのスーツで登場。胸高まったが、それも台詞で台無し。若いバンドが(とお茶を濁したのは名前を知らないから)シンプル・マインズの「Don't you forget about me」をカバーしてました。「ブレックファースト・クラブ」ですね。会場に居たケビン・ベーコンが演奏が終わったときにスタンディングオベーションしていたのは泣けた。またサミュエル・ジャクソンが監督賞部門のプレゼンターとして登場。クエンティン・タランティーノの名前を言う時にクエンティンとタランティーノの間にサミュエル十八番の「Fワード」を入れたのが笑えた。このショーで唯一笑った所ですね。言われたタランティーノが一番嬉しそうだった。
しかし作り手はみんな批評家が嫌いなんですね。「初めて批評家にありがとうと思える」とか「批評家にありがとうという自分が信じられない」とかいうスピーチが多かった。
MTVの映画ブログで分毎のアップデートをしていますが、私も彼と同じ。アンサンブル賞とかビックリ。コメディ部門に「Black Dynamite / 日本未公開 (2009)」が無いのが残念とも書いてます。ちょっと笑った。VH1のオフィシャルでは一般予想%も載ってますが、だいぶみんなの予想と違いますね。
しかし主演男優賞がーーー!!納得いかん。
写真はTumblrにアップしました。レッドカーペット、モニーク、モーガン・フリーマン&サミュエル・L・ジャクソン、ゾーイ・サルダーニャ。