Cast >> Will Smith (Ben Thomas), Rosario Dawson (Emily), Woody Harrelson, Michael Ealy, Barry Pepper ...
Director >> Gabriele Muccino
Writer >> Grant Nieporte
Producer >> Todd Black, Will Smith, James Lassiter, Steve Tisch, Jason Blumenthal
Genre >> Drama
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 5 Direct >> 4 Music >> 4
His enigmatic seven pounds has whole a lot love and hope
ベン・トーマス(ウィル・スミス)はIRS(税務署)に勤め、未納税者を調べて支払いをしてもらうようにしていた。しかしベンには他の理由で7人を探しているようだった。その1人がエミリー(ロザリオ・ドーソン)だった。またベンの弟(マイケル・イーリー)は逆にベンを探していた...
最後の最後まで謎めいている。私はなぜベン・トーマスという男をスクリーンで眺めているのか...ラスト15分まで分からずに居る。でもなぜか不思議と最初からベン・トーマスに釘付けになっている自分も居る。なんでベンが悲しげなのか、私にはその訳が知りたかった。でも訳は割りとすぐに感づく。それでも釘付けにする魅力を持っている。様々な謎だけでなく、ラブストーリーとしても見れて色々な要素をこの映画は持っているからだと思う。ラブストーリーと一言に言っても、そこには男女間の愛もあれば人間の愛、地球の愛、家族の愛、自分自身への愛と色々な意味が含まれている。またその愛とは一体何なのか... そこだけはこの映画では謎めいたものにしていない。ハッキリとした断固とした愛がある。
人間は罪を償うことは出来るのか?そこまでする事はあるのか?しかし愛はいつまでも残る可能性を感じた。自分の人生について思わず考え直したくなる。だが暗い映画館を出て、明るい外の大地をしっかりと踏んだ時、なぜか清々しい気分にさせてくれる希望に満ちた作品だ。
(12/22/08:劇場にて鑑賞)