アメリカにはハーフウエイホームがある。ハーフウエイホームとは、刑務所出たてで帰る所が無い人達の家の事。そういう人達が集められているので、環境は悪くて逆に犯罪の巣となる事もある。多くはジャンキーだ。いつもは車で通り過ぎるのだけだけど、その車が故障したのでその前をどうしても徒歩で歩かないとならなかった。夫と一緒だったので襲われる恐怖とかはなかったけれど、通るのは5秒ほどなのに物凄い居心地の悪さを感じた。でも車で通り過ぎるだけでは見えてこない物も見えてきた。
うちの近くでは見た事もない「薬のテスター求む」の張り紙。
同じ市内なのに全く違う世界を生きている。でも車社会のこのアメリカはそれを見ずに感じずに済んでしまうのだ。