Cast >> Jim Kelly (Black Belt Jones), Gloria Hendry (Sydney), Scatman Crothers (Pop Byrd), Eric Laneuville (Quincy), Alan Weeks (Toppy) ...
Director >> Robert Clouse
Writer >> Alex Ross, Fred Weintraub ....
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 5 Music >> 5
Introducing Jim Kelly
ロサンジェルスの街にシビックセンターが建つことを聞いたマフィアは、その一帯の土地を全て買い取った。しかしバードおやじ(スキャットマン・クローサーズ)の空手道場だけは、それを拒んだ。マフィアはその街で悪事をしているピンキー(マリク・カーター)を雇った。その空手道場で育った黒帯ジョーンズ(ジム・ケリー)とバートの娘シドニー(グロリア・ヘンドリー)が空手道場に駆けつける...
王道中の王道。「燃えよドラゴン」で一躍有名になった空手のジム・ケリーが、そのドラゴンで監督していたロバート・クローズと共に製作した作品。「燃えよドラゴン」が硬派なら、こちらは軟派な感じ。しかし、ジム・ケリーの良さが生かされた軟派。しなやかでアスレチックな後ろ蹴りに躍動感溢れる走り、そして女性になぜかモテモテな所。ラブシーンは現代ラブコメ映画のようでお茶目で可愛い。そしてラストもアイデアがあって面白い。確かに「燃えよドラゴン」の鏡のようなカッコ良さはないが、軟派らしい面白さとワクワク感はある。その時のシドニー演じるグロリア・ヘンドリーの笑顔が痛快。
黒人版ブルース・リーやブルース・リーのコピーと言われていたが、彼にしかない部分もこの映画では見せていたと思う。ジム・ケリーらしさが大切にされている作品。
(6/21/08:ビデオにて鑑賞)