既に発表されている興行成績を見ると、8位とボロボロです。っか、973館って、無茶苦茶少なすぎる〜。1000館切るって事は、限定公開並ですよ... 私もいつも行く映画館じゃ見れなかったですからねー。
私的には、無茶苦茶面白かったです!私の斜め後に座っていたオジサンが、ゲラゲラ笑っていて、それも面白かったんですけど... きっとあのオジサンと監督のブライアン・バーバーの笑いのツボが一緒だったんでしょうね。
映画のタイトルが当初「Speakerboxxx」だけあって、今回のサントラ「Idlewild」よりも「Speakerboxxx/The Love Below」のアルバムの方からの曲が多いです。というか「Speakerboxxx/The Love Below」の映画って感じですかね。「Idlewild」のアルバムの曲は、後から付けた感じ。という訳で、アルバムもBET協賛でウォールマート限定発売のDVD付きをゲットしました。
内容は、ごくごく普通ですが、アウトキャストらしさがあって良かったです。ナイーブなアンドレ3000と、ハスラーなBig Boiが、見事に内容にマッチしてました。普段の2人を見ているようでした。別々に仕事はするけれど、結局最後には一緒になって凄いモノを作り上げる。別々だけどお互い必要みたいな...
「ATL」ほど、南部の色を出そうとしてないけれど、結果的にそれ以上に南部色が強くて、シシリー・タイソンが映画を最高に面白くしてくれました。
何が好きって、ブライアン・バーバーのビビッドなCGが大〜〜好きなんです。凄い色がカラフルで「Morris Brown」のビデオみたいに、思いっきりオモチャみたいな映像。「BOB」の頃から、大好きなんですよねー、その色使いとかが。舞台が禁酒法時代の1920年代なんですが、それでもブライアン・バーバーの色が大活躍です。
ブライアン・バーバーとアウトキャストが大好きな人には、たまらない映画。別に好きじゃなくっても、内容が分かり易いので、それなりに楽しめると思うんだけどな。あ〜、この3人でジミ・ヘンドリックスの映画作って欲しい〜〜〜。綺麗で鮮やかな紫が今から想像できる。
(4.75点/5点満点中:劇場にて観賞)