「いや〜、長かった〜」が第一声かもしれません。スパイク・リーによる「ハリケーン・カトリーナ」のドキュメンタリー映画です。全部で240分!見ごたえありますね。2夜に渡ってHBOで放送されました。
副題の「A Requiem in Four Acts」からも分かるように、4編に分かれてます。1編が、まず「ハリケーン・カトリーナ」が来る前と、来た時の事。2編目が、その直後の状況。3編目が、政府の対応の遅れや、人々の苛立ち。そして、最後の4編目が、今現在といった感じでしょうか。
知らない事が沢山ありました。俳優のウェンデル・ピアースも被害に遭われていたとは... 彼のお父さんの保険の話とか、涙出ました。スパイク・リーと言えば、テレンス・ブランチャードってな位、いつも一緒の二人三脚の2人です。それだけ2人は切っても切れない関係なだけに、ブランチャードもニューヨーク出身だとずっと思ってたんですよね。ニューオリンズ出身なんて知りませんでした。ま、彼がニューオリンズ出身なだけに、スパイク・リーもこのドキュメンタリーを作ったのかもしれませんね。
でも、ニューオリンズって言ったら、マスターPだと思うんですが、彼が全然出てこなかったのが残念。CNNのアンカーであるソルダッド・オブライエンが出ていた。CNN見て気になっていた人。WIKI見ていたら、彼女のお母さんがアフロ・キューバン。女性アンカーで1番好き。
ブッシュ批判&共和党批判バリバリな、スパイク・リーらしい作品でした。
ちなみに、BETでもハリケーン・カトリーナのドキュメンタリーを制作中で、近々放送予定なので、こちらも合わせて見たい。
(4.75点/5点満点中)