Cast >> Judith M. Brown (Collier), Roberta Collins (Alcott), Pam Grier (Grear), Brooke Mills (Harrad), Pat Woodell (Bodine), Sid Haig (Harry), Christiane Schmidtmer (Miss Dietrich), Kathryn Loder (Lucian) ....
Director >> Jack Hill
Writer >> Don Spencer
Producer >> Roger Corman
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 4
映画の結末
フィリピンの刑務所に収容されたコリアー(ジュディ・ブラウン)は、来て早々にこの刑務所の惨さを知った。自分の身を守る為にグリア(パム・グリア)に近づく。仲間が仕置きで殺されるのを目撃した彼女達は、脱走を計画するが...
日本でも流行った女刑務所映画の奔り。キャラクターがそれぞれ違う性格を持っているので、ストーリーが作りやすい。家を守る女性の強さだけでなく、別の意味の女性の強さを見せてくれるのもいい。女刑務所映画だと、どうしてもエロい映画が多いように思えて、女性は見るのを躊躇う。所が、ハードボイルドな強さをもつ女性が居たりして、女性が見ても中々面白い。何と言っても、結末がいい。どうも映画だと、悪な筈の悪人がいつの間にか善人になっていたりするが、この映画では悪は悪なまま。世の中に属する映画として、正しい結末だったと思える。しかもエンターテイメントの映画として、その結末が笑えるのも最高にいい。
(5/26/06:DVDにて観賞)