6回という短いエピソードで終わってしまった「Black. White.」。やっと最後で、お互いが打ち解ける?(というか仲良くなるだけ?)という分かり易いエピソードだった。
黒人家族の方は素人だけど、白人家族の方はプロのアクターらしい。お父さん役は映画等にも出演していたらしいし、娘のローズもディズニーチャンネルに出演していたらしい。お母さんのカーメンとローズは親子だけど、お父さんのブルースはカーメンのボーイフレンドでローズとは直接関係なし。リアリティにしては上手すぎると思いました... 最後のローズの詩も、突然に上手になりすぎてたし...
4回目の時にたまたま夫と少し見ていたのだけど、息子のニックが白人の男の子に「ニガー」と言われて「ニガーと呼ばれるのは別に気にしない」と言ったのを見て、夫は怒って席を立って離れてしまいました。「ニガーなんて言われて黙っていられるなんて最低だ。あの息子は、これを見た黒人達にも気をつける事だね」と、夫の言い分。息子が黙っていたのを知ったニックの両親も激怒。「お前の顔なんか見たくない、部屋に行け!」と、いつも温厚なお父さんも激怒。
と、黒人家族の世代の意識の違いにもビックリさせられました。若い世代は、大丈夫なのかな?と心配。
何ていうか、結局は黒人家族が白人家族に自分たちの苦境を知ってもらうというのが多かったし、黒人が白人になったらこんなに優遇される...という感じが多かったのが残念。唯一ラストで白人のお母さんが、黒人の息子に「本当に心が通じている人がいる?」というシーンが良かったかな。黒人だって、白人から学ぶ事だって沢山ある気がする。黒人も、自分たちの殻に閉じこもる事がある気がする。
出来レースだったとしても、何かしら学ぶ事があったと思う。