先日、今年のハリ・ベリーは不甲斐無いと書いたけど、フォローすると、あくまでも「今年」だけの話ですよ。来年には、待望の「Their Eyes Were Watching God」が待ってますから。その作品、TV映画なのだけど、オプラ・ウィンフィリーとクインシー・ジョーンズがプロデュースし、ゾラ・ニール・ハーストンの原作の作品。ゾラ・ニール・ハーストンは、南部を中心とした物語を書き、1920年代のハーレム・ルネッサンスの中心人物でもあった女性作家。その作品の主人公をハリ・ベリーが演じる。芯の強い南部女性を、オハイオ出身のベリーがどこまで演じられるかが、楽しみ。また、作品の重要な男、Tea Cakeを演じるのが、ハリ・ベリーの新しい恋人か?と言われている、マイケル・イーリー(Barbershop/バーバーショップ)が演じるのも、この作品が楽しみな理由。
脇役陣も、これまた「Ray」に負けない位に興味深い。その「Ray」に出ていた、テレンス・ダション・ハワードとか、「ゲット・オン・ザ・バス」に出ていたガブリエル・カセーウスとか、名女優のルビー・ディも出演する。
TV映画なのが、非常〜〜〜に残念!大画面で見たい作品。