やっと見ました。原作のゾラ・ニール・ハーストンの本が好きなだけに、期待がかなり大きかったです。原作とは違う部分も多いので、原作が好きな人にはかなり物足りないかも。確かに原作に忠実でないけれど、それはそれで私は楽しめました。プロデューサーのオプラ・ウィンフィリーが、なんで主人公のジェニーの生涯よりも、ティー・ケイクとの恋愛に内容を重んじたのかは不思議ですが... この映画で本物のカップルになっちゃったハリ・ベリーとマイケル・イーリー(まだ付き合ってるのかな?)の「恋愛してます」の空気が、原作を食ってしまったのかも?そんな恋愛如きに食われる原作じゃないんだけれども、それでも凄い雰囲気です。今までの恋愛映画では見たことないキスシーン。美しいとかセクシーとかそんなんじゃない、何だか凄いキスシーンです。これを見た女性は全てティー・ケイクに夢中になっちゃいます。私はもう夢中です。うちのオッサンに「ティー・ケイクになれ!」と訳分からない事口走ってます。オッサンは映画見てないんで「ティー・ケイクって何?」って感じなんですけどね。
原作とは違うってだけで、いつもは映画にゲンナリしちゃう事が多いのに、今回はティー・ケイクのお陰で満足しちゃいました。いつもは頑固な私も「違うけれど、いいか」位に思える程です。
- 作者: ゾラ・ニールハーストン,Zora Neale Hurston,松本昇
- 出版社/メーカー: 新宿書房
- 発売日: 1995/04/01
- メディア: 単行本
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オプラ・ウィンフリーは、結構ガブリエル・カセーウスをかってるんだなって事が分かっただけでも嬉しい。ウィンフリー作品では、「The Wedding」に続いて2度目だし。ちょっとデカク(体も)なった「フレッシュ」事ショーン・ネルソン君が見れたのも嬉しい。私が目をつけてる俳優を、ウィンフリーはちゃんと使ってくれてるんだな。もちろん「Mr.2005」のテレンス・ハワードも出てますし...
見た後は、「あいのり」見た後のような感じで、恋愛にのぼせちゃいます。
Gabriel Casseus (ガブリエル・カシアス)
Sean Nelson - IMDb
(4.75点/5点満点中:DVDにて観賞)