My buddyのみなみ姉さんが、スポークン・ワードについて書かれてらっしゃったので丁度いいかな?みなみ姉さんが紹介されていたEryk Mooreの大先輩とも言うべき、スポークン・ワード世界では恐らく今1番有名なのがサウル・ウィリアムスですね。マーク・レヴィン監督の「Slam」で主役を演じ、サンダンス映画祭でも賞に輝いた作品です。
その若き獅子とも言うべき、サウル・ウィリアムスがラップを批判したオプラ・ウィンフィリーに手紙という文を発表した。こちらが全文。
Rap and Hip-Hop
もの凄く長い文ですが、是非読んで見てください。サウルの実体験を元に書かれた文は、心打たれます。ヒップ・ホップのルーツにさかのぼり、彼の詩に影響を与えたラキムやチャックDの事等... ブッシュと50セントが同じ誕生日とは知りませんでした... そして現在のラップに見られるギャングスタイズムへの回答等... さすが言葉の達人、素晴らしい説得力です。
これ読むとね、最近の一連のラップへの攻撃が、いかに偏見に満ちたものかよーく分かります。オプラ・ウィンフィリーという女性でさえ、その偏見に蝕まれてますね...