先日、面白い体験をした。たまたま、ビデオ屋で「I'm gonna git you sucka!」が置いてある近辺に立っていて、他のビデオを見つめていた。
そこに白人の10代後半から20代前半の女性2人が来た。一人がビデオを見つめて「I'm gonna git you sucka!だってぇ」と、もう1人に言い、ビデオジャケットを、そのもう1人に見せた。もう1人は「おー、まい、が〜」と、テンション低めに興味無さそうに言った。
「I'm gonna git you sucka!」とは、「最新絶叫計画」等で知られているキーネン・アイボリー・ウェイアンズが監督・主演を務めた80年代終わりの作品。70年代のブラックスプロイテーションと呼ばれているアクションヒーロー物のパロディ映画で、豪華にも、その70年代のアクションヒーロー物で主演をしていたヒーロー達がセルフパロディしている作品。実は、オリジナルソングに、熱いメッセージ軍団の「BDP」を使ってたり、作品自体も熱いメッセージ溢れる作品だったりする。
と、こんな事は、全く知らずに彼女らは「おーまいがー」な訳なんですわ。テンション低めだったし、全く興味ないみたい。ただ、題名のインパクトだけはあったようで...