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Gemini Man / ジェミニマン (2019) 1720本目

地球にはウィル・スミスの敵は残っていない『ジェミニマン』

ウィル・スミスって、やっぱり天性のスターって感じしますよね。見ているだけで、ワクワクして笑顔になる。色んなタイプの芸能人がいるけれど、ウィル・スミスは人を笑顔にする生まれながらのエンタテイナー。でも、ウィル・スミスだって人なので、そりゃたまには人を怒らせたり、イラっとさせることもあるかと思うけれど、カメラが回っている時には、常にエンタテイナーであり続けるような人だと思う。絶対的なオーラに包まれている感じ。もう生まれた時から次元が違う感じ。正直、インスタを始めた時には、ウィルレベルの人にやって欲しくないなーとは思ったけれど、インスタでもちゃんと「ウィル・スミス」ブランドを保っているのが凄い。やっぱり違う。そんな天性のスター(ウィル・スミス)vs生まれながらのエンタテイナー(ウィル・スミス)が対決するSFアクション映画。監督は、2度もオスカーを獲得しているアン・リー

ヘンリー(ウィル・スミス)は、類まれな才能を持った政府雇われスナイパー。どんなに離れた所からでも、動く高速列車に乗るターゲットを仕留めることも出来る。しかし年齢的に引退をしようと決めるが、無関係者を殺したと虚位の報告をされ、ヘンリーの命が狙われるようになった。接触してきた女性ダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と古い友人バロン(ベネディクト・ウォン)の手を借り、虚位の報告をしたユーリという男を追う。すると、自分の若い頃にそっくりなジュニア(ウィル・スミス)が追ってきて...

この映画の話を聞いた時には、もう地球にはウィル・スミスの相手になるモノなんて残っていないんだ!己と戦うしかないんだ!と思った。今まで、『ID4』『MIB』...あげたらキリないくらい何度も地球守ってきたからね。そりゃ、最終的には自分vs自分になるでしょう!その作品の監督にアン・リーとは出来過ぎでしょう!と思いました。この映画の脚本は90年代から今まで何度も書き直しになって、監督も主演も何度も交代を繰り返してきた。CGIとかの技術も遥かに進歩した今、そして稀代のスターであるウィル・スミスも年齢重ねてこの役にピッタリで、アカデミー賞を2度も受賞したアン・リーなら、そんな難しさだってクリアに... と思ったけれど、やっぱり難しかったのでしょうね。ジュニアなどのキャラクターに、やっぱり本物さを感じることが出来なかった。動きとか特に。でも表情とかは、とても繊細。ウィル・スミスが後生言われることないと思っていた言葉をジュニアが言われた時、ジュニアが傷ついた表情をするのだけど、その時は胸が割けそうになった。CGでもウィル・スミスは良い表情するなーと。この時の会話と表情が、ラストで効いてくる。ラストは観客に安心感を与える。そして、途中はもっと驚きの事実で切なくさせてくれる。

正直ですね、ウィルのクローンを本気でつくるなら、戦わせるのではなく、世界中に配って世界を幸せにして欲しい!と願う訳です。確かに、映画の中では何度も地球を救ってきて、キレキレ優秀なウィルなのですが、普通にニコニコさせておいた方が、世界が幸せになる気がするのです。

でも何だかんだ書いても、やっぱりウィル・スミスはSFアクション映画で映える!ということ。見ているとワクワクする、あのいつものウィル・スミスだ。劇中で、ウィルの実年齢51歳だということを何度も認識させられる。正直驚く。自分だけが歳を取っていて、ウィル・スミスは永遠の29歳なような気でいたから。あと何回、ウィルはスクリーンで私たちをワクワクさせてくれるのだろうか?この映画のヘンリーと少し重ねてしまい、しゅんとしてしまう自分がいる。

(3.5点:1720本目)
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