マイケル・ジェイ・ホワイト先生案件。Syfyチャンネルのオリジナル映画。ハロウィン前に放送されたホラー映画。だけど、全然期待出来なかったので、2か月寝かせた。元々、怖い物にとてもとても弱くてホラーが怖いのも理由の一つ。そんな私でも飽きる事なく最後まで楽しんで見てしまいました。良い映画って訳じゃないのであしからず。
なんていうか、あの『Candyman / キャンディマン (1992)』やコックリさん的な、決まった言葉を唱えると出て来ちゃうタイプ(唱えるというか、有名な子守歌です)。『ハロウィン』のブギーマンじゃなくて、所謂英語の本来の意味でのブギーマンタイプの亡霊。タイトルの「Crooked(クルックド)」は曲がったという意味。手とか足が曲がった男が出て来ちゃう。
まだ12歳の女の子たちが数人でお泊り会。その時にオリヴィアが伝わるクルックド・マンの歌を歌ってしまう。そうすると怪奇現象が起きて、クルックド・マンが登場。クルックド・マンを包丁で刺したつもりのオリヴィアだったが、刺されたのは友人の1人だった。それから精神病院に隔離されるオリヴィア。6年後、家に戻ってくるが、オリヴィアは友人殺しの少女として、街の人々から嫌がらせを受ける日々。そしてオリヴィアが戻ってきたと同時にまた街には怪奇現象が起きていく...
よくあるタイプではあるのです。でもそれ故に観れちゃいました。全然残酷でもなんでもないし、「ひょえー!」「きょぇえええ!」という瞬間もない。多分、濃厚なホラー映画ファンには、「なんだよ、これ!こんなの薦めるな!」的。でもちょっとしたラブストーリーもありで、ノミの心臓の私にはこれくらいで丁度いい。
で、今回のマイケル・ジェイ・ホワイト先生は... ネタバレになるかもなので、詳しくは書かない。けど、今回は先生の筋肉は全く使われない。残念な事に。っていうか、クルックド・マンなんて、先生の回し蹴りで一発じゃね?とは思いました... つーか、何で出てたんだろ?
(3点/5点満点中)
The Crooked Man (TV Movie 2016) - IMDb