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ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Christmas in Compton / 日本未公開 (2012) 1424本目

如何にもダメそうなタイトルにダメそうなDVDジャケ。確実にB級映画である。が、しかし!!!いややっぱりB級ではある。でも面白い方のB級映画。『Straight Outta Compton / ストレイト・アウタ・コンプトン (2015)』で、今また注目を集めるコンプトンが舞台の映画なのだ。って、みんなコンプトンってどこだかちゃんと分かっています??

You are now about to witness the strength...な訳はなく、ドクター・ドレが作りそうな曲(あくまでも作りそうね、そう!)にて映画が開始!12月18日。クリスマスも目前。コンプトンにあるクリスマスツリーを売る「Compton Christmas Treez」も書き入れ時で大忙し!オーナーのビック・アール(キース・デイビッド)もサンタの恰好で張り切っている。そして亡くなった妻の妹(シェリル・リー・ラルフ)は、その一角でクワンザのプロモーション。だけどアールはそれにウンザリしている。そして息子のデリック(オマー・グッティング)は父を助けてはいるが、音楽プロデューサーになる道を追っているも、レコードレーベル会社のトミー(エリック・ロバーツ)に使われるばかりで、お金にはなっていなく、アールの車庫で寝泊まりしていた。そしてお店にはケンドラ(ポーシャ・コールマン)という女性が働き始めた。デリックは早速目を奪われる。定職にもつかず、フラフラとしているデリックにビック・アールはウンザリ。しかもまたもやデリックはトミーに良いように使われ失敗、果てはビック・アールのお店と家の権利が抵当に入ってしまい...

出来たオヤジにバカ息子・イン・コンプトン、クリスマス時期に。というコメディ。まあもちろんクリスマスコメディなので、お約束のミラクルあり!そのミラクルがヒスパニックだったのが受けた。

ところでこの映画はデビット・ライナー監督作品なのだ。ってぴーんと来る人はまずいない。彼は”良質な”学園コメディを取っている。黒人が主人公の『Trippin' / トリップ (1999)』に白人が主人公の『Whatever It Takes / 学園天国 (2000)』も彼の作品。『学園天国』には、なんと私が愛する3バカの1人ジェームス・フランコが出てたよねー!他にもいいキャストが出ていた。『トリップ』は主人公が一人でプロムに行くという名シーンがあって、大好きな映画の一つ。そのライナー監督の作品なのだ。この監督作品には、割りといい俳優が集まるんだよね。今回もそう。

キューバ・グッティング・ジュニアの弟のオマー・グッティングが、兄ばりの演技で面白い。たまにキューバか!と思うほどそっくりな表情をしやがる。「する」というよりも、「しやがる」っていう感じ。こっちが喜ぶのを分かっていてやっている感じ。いいぞ!やれ!やれ!www そしてキース・デイビッド。『Dead Presidents / ダーク・ストリート/仮面の下の憎しみ (1995)』の名演技が忘れられないベテラン俳優。アイス・キューブ兄貴の傑作アルバム「Raw Footage」で怖い声で冒頭で話しているのがキース・デイビットなんだよ!うぇっさーい!!やっぱり同じB級でも俳優が良いと見れちゃうなーと思わせてくれました。正直言うと、ここでは紹介しきれない数のインディペンデンスのコンプトン・コメディが存在している。どれも聞いた事もない俳優ばかりが出ている作品だし、監督も知らない人ばかり。大抵はアイス・キューブ兄貴の『Friday / friday (1995)』の悪い2番煎じばかり。でもこの作品は違う。他とは一線を画している。脇で出ている人も、『サタデー・ナイト・ライブ』のレギュラーに抜擢される前のレスリー・ジョーンズがバズーカ持って出てきたりと最高だったりする。しかも、ケンドリック・ラマーと共にコンプトンのラップを牽引するY.G.が超カメオ(本当に一瞬)出演!下手したらデビュー前なので、誰も分からなかったのか、まだIMDBにも載ってないのさ!私はあざとく見つけたねー。

最後ら辺で、ストーニー・ジャクソンが出ていたように見えるんですが... あのゲロゲーロ(©青空球児師匠)顔を見間違える事はないと思うのですが...『トリップ』に出ていたから監督と仲いいのかな?

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(3.75点/5点満点中:11/10/15:DVDにて鑑賞)