ステイシー・ダッシュとかミーガン・グッドとかタチアナ・アリとか出ているアンサンブルコメディ。あれだよ、NFLの泣き虫選手テレル・オーウェンズとか、ジョージ・クルーニーの今の彼女で元WWEのセクシー要員ステイシー・キーブラーとかも出演。後は若手の俳優達がわんさか出演。タイラー・ペリーの舞台の方に出ていたクリスチャン・キーズとか、小さい頃には「The Jacksons: An American Dream / 日本未公開 (1992)」でマイケル・ジャクソンを演じていたジェイソン・ウィーバーとか、「Never Die Alone / ネバー・ダイ・アローン (2004)」のリーガン・ゴメス=プレストンとか、「Crossover / 日本未公開 (2006)」のウェズリー・ジョナサンとか、TV「Girlfriends」に出演しソウル・ウィリアムスと結婚したペルシャ・ホワイトとか、TVシリーズ「Game」のホセア・チャンゼスとか出てます。って説明してもイマイチピンと来ないでしょ?まあそんな彼等が大学時代の友人を演じてます。「Dreamgirls / ドリームガールズ (2006)」のキース・ロビンソンが亡くなっちゃう所から物語が始まります。全米に散らばったみんながお葬式で戻ってくるんです。いちようね、黒人版の「再会の時」っていうふれこみ。設定は同じだよね。俳優が居たりする所も同じ。でもキース・ロビンソンが演じた男性は自殺しないけどね。
でもまあポスター通りの映画でしたね。味気ない。出演者の顔だけが頼り。はっきり言ってしまえば、メジャー作品ではもう見る事の出来ない俳優達が集まって出来た作品。なのにこの映画をキッカケに!という意気込みも感じられない。馴れ合って作った感じ。唯一良かったのが女優役のペルシャ・ホワイトと、ポルノ映画監督を演じたジェイソン・ウィーバー位。後は見てられない。でも面白かったのが、クリスチャン・キーズのベイビー・オイルで歌うシーン。あれから彼のキャラクターがどんどん壊れていって面白かった。あと売れなくなったラッパーにフライドチキンのCMの話が来る。そんな時にそのラッパーは「フライドチキンのCMなんて!」と嘆く。この前のメアリー・J・ブライジ姉さんの一連の出来事を思い出しました。この映画の中では、それが成功しましたが、結局また1発屋で終わりそうかなーって思ってしまいましたね。
この手のアンサンブルコメディでは「Think Like A Man / 魔法の恋愛書 (2012)」が成功したばかり。これからまたこの手のが増えるんだろうけど、しっかり頑張ってもらわないと、またどんどんと黒人映画が衰退してしまいます。しっかり頑張ってくれー!!
(2.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)