SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Brave New Voices 2010 / 日本未公開 (2010) (TV) 1250本目

書くつもりもなく見たので、前後しちゃっておりますが... IMDBにも載っていたので、入れて書いてみました。コモン先生とロザリオ・ドーソンが司会のスラム・ポエトリーの2010年大会の映像。ラップの老舗レコードレーベル「デフ・ジャム」のラッセル・シモンズがHBOで放送していた「デフ・ポエトリー」の一環として監修。この大会は調べたら1998年から続き、この大会の2010年で12年も続いている全国大会。今回はデンバー、NYC、アルバカーキ、ベイ・エリアの4チームが決勝に上り詰めた。その各チームが4回づつ詩を詠んでいき、審査員が各自10点満点で評価し、その合計で優勝が決まる。

日本では「詩を詠む」なんて割りと恥ずかしい事だと思う。特にそれが10代の子なら尚更。うちの学校には「詩の朗読」なんていう部活動は無かった。しかしアメリカの中学・高校では意外とそれがあったりする。うちの子が通う田舎の高校にもあるらしい。なので詩人が育つ土壌はしっかりとしている。日本よりもずっと。しかもこの大会は10代の子ばかりなので、それに「青春」がプラスされている。熱い。みんな詩に対して熱くそして真面目に取り組んでいる。でも若い子だから、それに更にプラスされて「想像力の豊かさ」や「表現力の豊かさ」も恐ろしく感じる。舞台に上がって詩を詠むだけじゃない。動きや表情をつけて詩を詠むのだ。泣きながら感情的に詠む者も居れば、思いの丈をシャウトしながら詠む者も居る。そしていい点が出れば、サッカーでゴールを決めた時のように喜ぶ。思った点が出なかったら、周りが慰める。青春だなぁ...

詩の内容も面白い。フォスター家族(養子とは違い一時的に家庭で養育する)、豚インフルエンザアバターマリリン・モンロー、子供の頃、アルバカーキの公立学校へのラブレター、好きな色、(この大会での)得点、などなど... 1人で詠む者も居れば、4人のグループで詠む者たちも居る。

司会は最初に書いた通り、コモン先生とロザリオ・ドーソンロザリオ・ドーソンは私が思うラッキーな女優トップ3の1位にずっと君臨している人。たまたま地元でスカウトされて、ラリー・クラークの『KIDS/キッズ』でデビュー。その時点で私なら運を使い果たしている気がするが、スパイク・リーの映画に出たり、アウトキャストの曲に参加したり、しかも人気だし、嫌われる要素ないし、彼氏はいつもカッコいい。今はなくなったけど、Wikiの英語のIMDBのページにあったスクリーンショットは、たまたまドーソンの誕生日だったようで、彼女の写真が載っていたのを見た時には「本当に運がありすぎる!」と思った。そんな彼女が、点数読み係なんだけど、その読み方がひじょーーーにこの大会を盛り上げている。なんかいい姉さんキャラなの、この大会では。しかももう1人の司会のコモンと大会が始まりますよーって時に、お尻とお尻をバンプしていて可愛い!!と、また彼女のいい所しか見つからなかった。

で、審査員にタリブ・クウェリが!さすがー!でもなぜか女優のサナー・レイサンも!な、なんで??タリブ兄さんはこういう詩の香りもするし詩をやる若者の教祖!って感じがするけど、レイサンは可愛いけど正直全然しない!で、クレジット見て納得。映画監督で、サナーのお父さんでもあるスタン・レイサンが監督していたからー!!七光りかよ!っていう。スタン・レイサンは最近ずっとラッセル・シモンズと組んで仕事しているよね。70年代の頃みたいな『Amazing Grace / 華麗なる陰謀 (1974)』みたいのもまた観たいぜよ!

熱い。子供は何でもいいから熱中できるものを見つけてあげると、青春が出来上がるね。みんな真っ直ぐで可愛い!!若いって良いなー!!

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(4点/5点満点中:6/20/14:DVDにて鑑賞)