Cast >> Lee Van Cleef (McClain), Jim Brown (Isaac), Leif Garrett (Tom Thurston), Glynnis O'Connor (Lisa Thurston)
Director >> Joseph Manduke
Writer >> Ken Globus, Bud Robbins, Jay Tefler
Producer >> Yoram Globus, Menahem Golan, Frank Johnson
Genre >> Western
Country >> USA
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
"Killing is one thing, hunting is another"
サーストン家族は人里離れた所で、家族だけで狩り等をして生活していた。まだ子供の少年トム(レイフ・ギャレット)に父は狩りを教えていた。そして町では流れ者のマクレイン(リー・ヴァン・クリーフ)の一味が暴れていた。そんな時に黒人のアイザック(ジム・ブラウン)が金を発掘し、町に換金に来ていた。アイザックは町の白人達に嫌がらせを受けたが、何とか難を逃れた。そしてマクレイン達が、サーストン家族のところに辿りつき、トムの母をレイプし、父を殺した。トムはたまたま狩りで離れていた為、難を逃れたが、馬車に隠れていた姉のリサが馬車ごとマクレイン達に奪われてしまった。トムの復讐が始まったのだった...
ウェスタンの名俳優リー・ヴァン・クリーフが、人気絶頂期だったアイドルのレイフ・ギャレット、そしてもうこの頃はウェスタンをやり尽くした感のあるジム・ブラウンという3人の役者が揃ったウェスタン映画。とはいえ、タイトルでも分かるように主役はレイフ・ギャレット。彼を楽しみに見る女の子向けなのである。なので分かりやすいし、女の子でも見やすい作りになっている。しかし、お母さんのレイプシーンはかなり残酷な表現。しかもギャレット演じた男の子はそれを目撃している。ジム・ブラウンはヒロイックだが、白人を助ける所謂トムでありマジカル・ニグロである。
ハードコアなドンパチが繰り広げられるウェスタンというよりも、ちびっ子が「ホームアローン」的なアイデアで大人をやっつける面白さがあるので、レイフ・ギャレットの映画としては正解。でもリー・ヴァン・クリーフとジム・ブラウンの映画だとしたら、なんで?と思ってしまう作品。
(12/22/12:DVDにて鑑賞)