Cast >> Lynn Whitfield (Esther), Vanessa Williams (Pauline), Jasmine Guy (Alice), Mario Van Peebles (Walter) Vanessa Bell Calloway (Dorothy), Michael Warren (Calvin), Darnell Williams (Ernest), John D'Aquino (Bill), Debbie Allen (Estelle), Dawnn Lewis (Ella Fitzgerald) ...
Director >> Debbie Allen
Writer >> Beverly M. Sawyer
Producer >> Richard Maynard
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 5
I'd rather go to the Savoy.
1939年のハーレム。エスター(リン・ホイットフィールド)とポーリン(ヴァネッサ・L・ウィリアムス)とアリス(ジャスミン・ガイ)とドロシー(ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ)の4人は小さなアパートで共同生活をし、ハーレムでの成功を夢見ていた。そんな4人の楽しみはサヴォイ・ボールで踊る事。アリスは中々仕事を見つけられないアーネスト(ダーネル・ウィリアムス)と愛し合い、エスターはハーレムでも名の知れたウォルター(マリオ・ヴァン・ピープルス)とサヴォイで出会い、恋に落ちた。それぞれ青春を謳歌していたが、アリスのナンバー賭博をアリスが立て替えておいたが、そのナンバーが大当たりし...
1939-1940年の時代を反映した面白いドラマ作品。元々ダンサーであるデビー・アレンが監督なので、当時のリンディホップ等のダンスには間違いがない。舞台になったサヴォイはチック・ウエッブやエラ・フィッツジェラルドが活躍したホームグランド。彼等を物語や台詞に反映しているのも最高だ。なによりもヴァネッサ・L・ウィリアムスをはじめとして、4人の女性が活き活きと演じているので引き込まれる。彼女達がサヴォイを通じて大人になっていく様もたまらない。かといって、子供ぽい訳では決してない。当時の人たちがそうだったように、既に成熟した人たちが更に一皮剥けて大人になっていくのだ。そこには苦悩あり、悲劇あり、喜びありと、人様々。
スタンダードなジャズとリンディホップに、30年代のファッション。当時のハーレムの様子が活き活きと描かれている歴史を知るのにも楽しい秀作。
(3/6/12:TV放映をビデオ録画して鑑賞)