ため息つかせての続編
ホイットニー・ヒューストンの代表作でもあった「Waiting to Exhale / ため息つかせて (1995)」。ホイットニーの生前から続編のプロジェクトが始動し、原作者でもあるテリー・マクミランによって脚本が急ピッチで書かれていたが、途中でホイットニー・ヒューストンが亡くなってしまった。ホイットニーと共に主役の4人の内の1人を演じたロレッタ・ディヴァインがその続編についてインタビューに答えている。
「ため息つかせて2を制作しようと、みんな頑張ってるわ。けど今は映画はホイットニーへのトリビュートとなるように、みんな集中してるの。もしそのように出来れば、素晴らしいことだと思うわ」と語った。この映画は「ため息つかせて」の原作の続編でもある「Getting to Happy」が原作になっており、その原作では、ホイットニーが演じたサヴァンナはもちろんの事、ロレッタ・ディヴァインの相手役を演じていた故グレゴリー・ハインズのキャラクターも登場する。しかし、ロレッタは新しいキャラクターが出てくるかは分からないとも語っている。
http://www.eurweb.com/2012/04/loretta-devine-waiting-to-exhale-sequel-could-be-a-tribute-to-whitne/
そして原作者で脚本を書いていたテリー・マクミランはヒューストンの死に悲しみ、直後にはツイッター「映画なんてどうでもいい!悲しくて仕方がない」とまで書いた程だった。主役の1人であるヒューストンが演じていたサバンナの役をどうするかで、今は模索中。マクミランはヒューストン亡き後は、続編をあまりやりたくないようだが、スタジオ側が制作を懇願している。最近のインタビューでマクミランは「どうしたらいいのか、とっても複雑な気持ち。サバンナを亡くなった事にするのか、それともどこか別の州に引っ越した事にするかとか、色々と人々は言ってくるの。更にはサバンナを他の人が演じるとかもね。でも私自身がサバンナ無しで話しを進めるのにはとても難しいわ。他の人がサバンナを演じているのを観るなんて、想像出来ないわ」と語っている。
しかしインターネットの噂等では、オプラ・ウィンフリーの名前が挙がっている。オプラは最近になってまた女優の仕事に力を入れる事を発表しており、実際に映画のオファーも受けている。それについてマクミランは「オプラは大好き。もし時間があって、そうなる事もあるかもね?分からないわ。私はキャスティング監督じゃないから、その権限もないし、私の領域じゃないわ。でもヴァイオラ・デイビスも好きよ。けど、全然そこまでいってないのよ」と語った。
という事で、続編まではまだまだ時間がかかりそうです。
- 作者: Terry McMillan
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