デーモン・ウェイアンズの息子デーモン・ウェイアンズ・ジュニアが出演しているウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグ主演の刑事コメディ「The Other Guys / アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! (2010)」です。ってややっこしいね。というか、デーモン・ジュニア君が出ている事をとりあえず強調したかったから一番最初に書きました。オホホ。10年前だったらデーモン本人が出てたんでしょうねー。ジュニア君の時代となったんですね。昔から早く子供達に活躍してもらって、自分は悠々自適な引退生活を送りたいと言ってたので、夢に着実に近づいてるかな?
という訳で映画の方を。デーモン・ジュニアは主役のウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグのコンビにいつも茶々を入れるライバル刑事。デーモン・ジュニアの叔父達が作った「White Chicks / 最凶女装計画 (2004)」で言う所のゴメスとハーパーですね。最初は仲悪くて言い合っていてでも最後に仲間には...ならなんだね。残念。刑事コメディの基本だと思ったけど、そこは違った。かなりの部分で刑事バディコメディの王道をやっているんだけど、古臭さとかもう見飽きた感は感じない不思議なコメディ。とにかく笑い放し。サミュエル・L・ジャクソンとドゥエイン・ザ・ロック・ジョンソンのコンビが良かったですねー。二人はかなり派手でハチャメチャな刑事。アメリカ人が好きなヒーロータイプ。この冒頭のアクションが派手で派手でスッキリする!ところがウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグの2人はドン臭いし、根暗タイプ。いつものウィル・フェレル節ではあります。そこを崩さなかったのが良かったかもしれないですねー。やっぱりアレをやらせたら上手いもの。ウィル・フェレル最高の映画!とは思いませんが、平均点以上の80点のAクラス入り。マイケル・キートンも利いてる。でもやっぱりまだ「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」の方が上かなー。
ちなみにこの映画のナレーションが...ぐはは... ってサイトに書いたけど。
という訳で横の写真も主役じゃなくてジュニアとマイケル・キートンとジ・アザー・ガイ(誰?)。
(4.5点満点:劇場にてキュウリ入りの水を飲みながら鑑賞)