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ER緊急救命室とアルマゲドン

アメリカに住んでみて一番がっかりしたのが病院の「ER」。人気ドラマシリーズ「ER」を見すぎていたせいか、アメリカの病院にはジョージ・クルーニーのような男前で優しい、そして何でも治してくれる親切な医者ばかりだと思っていた。まあジョージ・クルーニーみたいな男前の医者は居ない事は、いい大人なので分かってはいたけれど、あんな風に親身に見てくれる医者は居なかったのはがっかり。風邪位で病院に行ったりしたら、かなり迷惑な顔をされるというのもビックリ。アメリカの医療保険の制度も日本人の私にはややっこしくて分かりにくい。とにかく私はアメリカの「ER」嫌い。いい思いなんてした事ない。

先日、子供がお腹を痛がっていた。もう病院の時間は過ぎているのでとりあえず電話。凄く悪くなっている感じもしなかったし電話の指示とも違っていたけれど、やっぱり心配なので恐る恐るERに連れていく。割りと待たずにすぐに診察。痛みの部分からすると「盲腸」との事。急いで出てきたので、携帯も持ってないし、家のテレビは付けっぱなし。どうせいつものように何もして貰えずに帰らせるか、気休めのTylenol(アメリカ人はこれを万能薬だと思ってるでしょ?)をもらえるだけだと思ってた。しかし夜中に緊急手術。担当のナースはブルース・ウィリスCedric the Entertainer (セドリック・ジ・エンタテイナー)にそっくりな2人。ジョージ・クルーニー似のドクターは居ないけれど、ブルース・ウィリスとセドリック・ジ・エンタテイナー似のナースは居るらしい。しかもブルース・ウィリスは気の利く素晴らしいナース。ブルース・ウィリスは取った盲腸を「見て、こんなデカイの!取っちゃって良かったよー」と見せてくれた。さすが「ダイハード」そして「ラストボーイスカウト」、血は慣れっこらしい。私はそのグロテスクな感じを死ぬほど心配している時に見たので倒れそうでしたけど。それにしても男性ナースが多い病院。先生は普通。特に誰にも似てない。
日本だとうちの子供みたいに10センチも切って虫垂摘出だと7日は入院しているらしいが、ここでは丸2日も居なかった。夜に行って、次の次の日の昼には退院させられました。アメリカの医療は出産も大抵1日か2日で退院。自然な人間の治癒力を最大限に生かすのがアメリカの医療なんですよね。入院中も日本だと傷口開いちゃうでしょ?と思ってしまいそうな事でも、平気でさせます。でもそれで大丈夫なんですよね。しかも手術した後の朝食はさすがに何も入っていないチキン味のスープとジュースだけでしたが、その次のランチはピザ。さすがだ...

しかしERにてアメリカ人のタフさを実感。病院だって甘やかしてはくれません。さすがに虫垂だとERも相手にしてくれる。でも素人にはその判断が出来ないんですよ!!そう言えば子供が腕折った時ですら大きな総合病院に「明日」と言われた時すらあったわ。なのでアメリカのERにはいつ・どのようなタイミングで行っていいのかさっぱり分かりません。色んな事があってもめげずに行く...という事も、アメリカのタフネスを育てているのかも??でも私にはタフすぎる!でも日本の病院は薬が沢山でお金が掛かる感もあるし。
でも日本には無い良さもあるし、もちろん日本の方がいい部分もあるし... 丁度いい病院無いですかね?

丁度、これから「アルマゲドン」が放送するらしい。ブルース・ウィリス(似の人)よ、ありがとう。