スーダン生まれのアメリカのオリンピックにも出場している陸上選手ロペス・ロモン(Lopez Lomong)の半生が映画化される事になった。製作を進めているのがニュー・ライン。ロモンは2008年のオリンピックの開会式でアメリカ選手団の旗手を務めた。ロモンは「ロスト・ボーイズ・オブ・スーダン」の一人。「ロスト・ボーイズ...」とは、第二次スーダン内戦の犠牲で誘拐された子供達。27000人の子供達が犠牲になっているといわれている。ロモンも6歳にて兵士に誘拐され、遺された家族は死んだと知らされてロモンのお墓もあった。仲間とケニア国境まで逃げて、ナイロビの難民キャンプで生活。カトリック教のロモンはカトリックのチャリティでアメリカに移動。アメリカ人の家族に支えられて、陸上のマイケル・ジョンソンの走りを見て走る事を決意した。2007年にアメリカの市民権を獲得し、2008年のオリンピックに出場。
News - Lopez Lomong movie in the works
http://www.variety.com/article/VR1118019675.html?categoryid=4026&cs=1&nid=2562