Cast >> Heather Murphy (Heather), Natasha Talonz (Natasha), Christine Svendsen (Candi), Erika Branich (Buffy), Precious Cox (Bambi), Martin Boone (White-T), Jonathan Lewis (Mubia Abul-Jama)...
Director >> Jonathan Lewis
Writer >> Shawn Lewis, Mitch Mayes
Producer >> Shawn Lewis
Genre >> Horror
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 2 Performance >> 2 Direct >> 5 Music >> 5
Surprise! Surprise!! I feel very dirty, but hey... I Like it!
へザーはTVを見たり友達に電話したりと暇な夜を過ごしていた。目の前にあったウィジャボードで遊んでみると変化は無かった。しかし12時を過ぎた時に突然動き出し、その力によって部屋にあった人形がいきなり黒人へと変化し話始めた。正体は何とさっきTVのニュースで見た、黒人武装グループ在籍で15人もの白人女性をレイプし殺害した罪で死刑となったばかりのムビア・アブル=ジャマ(ジョナサン・ルイス)だった。
黒人版チャッキーと言ってしまえば、それまでだ。でもチャッキーだって最初は可愛かった。この映画の人形は最初から可愛げなんて無いのだ。もうこの映画のレイティングを知らせる映像からも凝っていて、あの「スィートバック」をパロディにしている時点で、この映画がどんな物になるのか想像が大体つく。しかし、その想像をも超えていた... 何なんだ!この映画は!!!この映画の主人公達(人形も含めて)がどうなるかなんて興味は全く持たせてくれない。本当にどうでもいいと思う。どうとでもなってくれ!と思う。頭の悪そうな犠牲者達には同情なんてものは一切感じない。しかしこの映画はどの観客にアピールするのかを知っているように思える。スプラッター好き、エクスプロイテーション好き、セックスプロイテーション好きには等にはたまらない仕掛けを知っているように思えた。パトリック・デンプシーのポスターに掛かるラズベリージャムみたいな血や、ケンタッキー・フライド・チキンのパロディのオークランド・フライド・チキンのブラックフェイスの面白さ。それらがこの映画の全てを物語っているように思えた。
史上最悪・最低な映画だ。でもなぜか笑っちゃうんだな。嫌いじゃないかも。でも決して勧めないけど。
(11/28/09:DVDにて鑑賞)