Cast >> Sharron Corley (Jason Petty), Gabriel Casseus (Midget), Saul Stein (Roscoe), Gwen McGee (Rene Petty), Andre Moore (Ritchie), Donald Faison (Tiny Dime) ...
Director >> Nick Gomez
Writer >> Nick Gomez
Producer >> Bob Gosse, Larry Meistrich, Spike Lee ...
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 5
Driving for empty
ニュージャージーのニューアークに住んでいるジェイソン(シャロン・コーリー)。高校もろくに行かずに友人達と車を盗んでいた。ある日盗んで遊んでいた所、警官からいきなり銃弾を浴びた。後日、負傷した友人のために証言に立たないといけないジェイソンだったが、あの日に居た警官から執拗に目をつけられて..
空しさを感じる。お金が無い事を理由に車を盗んでいる少年達、そして復讐の為だけに立場を用している警官、その為だけに死んでしまった人達。少年達がなぜあそこまで車盗みに固執しているのかが掴み難い。ミジェットという少年だけは車の知識に長けていたので、彼が車に固執しているのは分かった。その辺の描写が丁寧に描かれる事がなかったので、少年達の心を掴むのが難しかったんだと思う。彼らは、お金が無い事を理由にスリルを楽しんでいるだけのようにも見えた。理由が見えてこない。また途中からは、腐敗した警官のせいにしていて、自分達の悪事を正当化しているようにも思えた。
主役のジェイソンは「もう逃げる事は止める」と口にする。でもミジェットは自分に逃げ道もなく、止める事も出来ない事を良く知っている..からこそのあのラストだと思う。そのラストにも空しさを感じる。でもその空しさの「理由」が見えてこなかったので、少年達の姿も見えてこなかった。
(7/20/08:DVDにて鑑賞)