Cast >> Halle Berry (Audrey Burke), Benicio Del Toro (Jerry Sunborne), David Duchovny, Alison Lohman ...
Director >> Susanne Bier
Writer >> Allan Loeb
Producer >> Sam Mendes
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 3
Too Good/Tragic to be believe
オードリー(ハリ・ベリー)は、夫ブライアン(デビット・ドゥカヴニー)と共に2人の子供に恵まれ、シアトルの閑静な住宅街に暮らしていた。夫には小学2年の時からの親友ジェリー(ベニチオ・デル・トロ)が居て、ヘロイン中毒でトラブルを抱えていた。ブライアンは、ジェリーを心配するあまり、オードリーの意見には耳を貸さなかった。そんな時、ブライアンは悲劇に巻き込まれて...
ポスターの雰囲気、物語の雰囲気から、大人のラブストーリーを想像出来る。確かに複雑で困難なラブストーリーではある。愛とか恋とか、そういう言葉だけでは片付けられないような感情があるのはこの映画にあるのは確か。でも、感動とか同情とか生まれないのも確か。なぜか上手く出来すぎているのがその理由だと思う。雑が無い。ハリ・ベリーもベニチオ・デル・トロも見事にはまり過ぎている感じがした。ハリ・ベリー演じるオードリーが悲しみのあまり、ドラックの感覚を聞いていくうちに、自分もそこに逃げようとする台詞。無いかなーと思う。シアトルの町並みもすべて綺麗過ぎる。夫の果たせなかった事を妻が果たす。父が果たせなかった事を友人が果たす。全てが上手すぎるのだ。
綺麗にまとまりすぎている。人生は綺麗にまとまる事は難しい。人はどこか粗野で雑な部分を持っていると思う。そういう部分がもうちょっと見れたら、もっと物語にのめり込んだかもしれない。
(3/6/08:DVDにて鑑賞)