Cast >> John Travolta (Edna Turnblad), Michelle Pfeiffer (Velma von Tussle), Christopher Walken (Wilbur Turnblad), Amanda Bynes (Penny Pingleton), James Marsden (Corny Collins), Queen Latifah (Motormouth Maybelle), Brittany Snow (Amber von Tussle), Zac Efron (Link Larkin), Elijah Kelley (Seaweed), Allison Janney (Prudy Pingleton), Nikki Blonsky (Tracy Turnblad) ...
Director >> Adam Shankman
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 5
Pop and Cheerful
1960年代の事、ボルチモアに住む高校生トレイシー(ニッキー・ブロンスキー)は太っていたが、いつも明るくて、地元の番組「コーニー・コリンズ・ショー」を親友のペニー(アマンダ・バインズ)と一緒に見て番組に出ているダンサー達に合わせて踊る事が大好きだった。学校でトラブルになったトレイシーは、居残り教室で踊りの上手なシーウィード(イライジャ・ケリー)と仲良くなって一緒に踊っていた。その様子をショーに出演中で一番人気のあり、トレイシーも憧れているリンク(ザック・エフロン)が見ていて...
映画→ブロードウェイ・ミュージカル→ミュージカル映画と面白い経歴を経て出来た作品。オリジナルの映画は、監督のジョン・ウォーターズらしい毒々しいスパイスと、お茶目な甘さがあった。この作品は、その面白い経歴を経て、毒々しさはガス抜きされたが、お茶目で底抜けに明るい作品になっている。また練り直しされた物語も、観客には分かりやすくなっている。でも、その分人種問題に関しては、やや堅くなりすぎていて真面目すぎる感じも受ける。そのために、若干主人公のトレイシーが真面目過ぎるのも気になる。でも、トレイシーが明るいお陰で、母のエドナも明るくなっていくのがいい。また、リンクとトレイシーの関係は、オリジナルよりも説得力があっていい。このリンクの屈託のない明るさも面白い。
底抜けに明るい主人公のお陰で、見終えた後は必ずや自分の元気になる。
(1/7/08:DVDにて鑑賞)