この前ちらっとしか書いてないのだけど、オプラ・ウィンフリーが女性のヒラリー・クリントン候補じゃなく、黒人のバラック・オバマ候補を支援しているので、「性別よりも人種を選ぶなんて...」と批難されているのを書いた。
最近ニュースでそれが話題になる事が多くなってきた。もちろん、民主党の候補の熾烈な争いで「初の黒人大統領」もしくは「初の女性大統領」も現実的になってきたので、そういう論議をいっそう熱くさせているのかもしれない。
CNNは「性別VS人種」という特集を組んだ。黒人であり女性である黒人女性は、今回の選挙の候補者選びで「引き裂かれている」と。
女優のウーピー・ゴールドバーグが出演している「The View」という番組でもその話題になった。この番組は、中年の女性5人位が話す朝のトーク番組。CNNを見ていたウーピーはその特集を「とっても変わっている。とってもイライラさせられた」と発言した。また同じ番組に出演しているもう1人のの黒人女性でありコメディアンヌのシェリ・シェパードも「多くの黒人女性は怒っている」と言った。続けて「みんなと同じように事柄を見ているだけ、この国を率いる最善の人になって欲しいだけ」と語った。ウーピーも「個々の信念に応じて投票して、良いリーダーシップの候補を支持する重要性がある」と語った。
http://www.thecelebritycafe.com/features/13225.html
そこでCNNは2人の黒人女性を呼んで議論させていた。1人は大学教授、1人は活動家でどこかの女性団体に所属している人。
大学の教授の方は、黒人女性は「黒人」と「女性」だとしたら、生活していくうえで「黒人」としての立場に立たされるので、「黒人」の方を選ぶのも不思議ではないという事。
とは言え、候補者のポリシーを見てみると、「黒人」だからとか「女性」だから...って部分だけでは、選べない気もするんですけどね。
投票までちゃんと足を運ぶ黒人女性は、ちゃんと候補者それぞれの政策とか見ていると思いますけどね...
ちなみに「The View」の総合司会である有名なバーバラ・ウォーターズは締めで「全てが平等の場合、私は女性に投票するけどね」と答えてる。あちゃー!