今恐ろしい事にそれはそれはとてもとても...物凄い勢いで映画を見ています。1日2本ペース。本来なら3本ペースで行きたい感じ。いやー、今回こうやって観て思いますが、このくらいの勢いで観ないとダメなのかもしれないですねー。とは言え、そんな中なんでこの映画観てしまったんでしょ?という位、観た私も何で観たのか分からない作品。
タイラー・ペリーの「Why Did I Get Married? / 日本未公開 (2007)」で、ジル・スコットが恋するとーーーーーっても素敵な好青年を演じていたラマン・ラッカーが主演、そしてプロデュースもしている作品。今流行りの教会を舞台にしたラブコメです。ラマン・ラッカーがディディみたいな音楽プロデューサー役。何て書いたらディディに失礼かなー。かなりショボイ音楽スタジオだし。ディディはもっと大物ですね。そういう部分で何かスケールの小ささを感じる映画でした。相手役を演じた女性が脚本とプロデュースを担当。ヒスパニック系の女性と黒人男性の恋愛です。ヒスパニックと言ってもドミニカ系なので黒人の血も引いているヒスパニックの女性。演じたのはコメディアンヌのエイダ・ロドリゲス。町はブラウン(ラティーノ系)とブラック(黒人)で真っ二つに分かれているから、その2つの教会が手を組んで何とかしましょう!という事で、教会に通うラティーノ系と黒人のティーンがクワイアを結成。最初はゴスペル界で有名な監督...でもなぜかオネエ系の人に頼むけど、「もうやってられない!」とその人が逃げ出し、ラティーノ系の牧師の娘がその後を引き継ぐけど、どうにもならず... 黒人系の教会に通っているラマン・ラッカー演じるトレントの母は、トレントを無理矢理参加させるのです。そうこうしている間に2人は仲良くなり...という普通ーーーな話。
この中でいいのはジョー・クレアですね。若手スタンダップコメディアン。昔はBETの番組も持っていて、マクドナルドのCM等にも出ていた、アメリカの黒人の間では顔の知られたコメディアンです。最初のうちはこの彼が口を開く度にイライラするのですが、最後の方はいい感じ。イライラするけど、結構的を得ていたりして。
ちなみに映画の中で主人公の女性の名前は彼女の国ではタイトルになっている「Greatest Song(偉大な曲)」を意味していると言っていたが、調べてみたけど...全然違うじゃないですか!がっくり。
(3.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)