Red Dust / 日本未公開 (2004) 93本目
うふ。潤しのキウェテル・イジョフォー王子の作品です。
なんて軽い気持ちで見ると、かなりガツーンとやられますね。サスペンス仕立ての社会派ドラマです。でも、サスペンスの要素は殆ど無いんですけどね。でもだからと言って社会派の部分を期待大にしちゃうと、それもちょっと裏切られるかもしれないです。でもキウェテル王子は期待裏切りません!これまた、この前の「Dirty Pretty Things」みたいに過去に影があってそれを引きずっている男なんですが、たまりませーん!こういう役がピッタリですね。それでいて、活動家のリーダー格という事で、そういうカリスマがキラキラしてました。
これまた、今回は水泳の水着にシャワーシーンというサービスショット付き。ビリヤードに水泳に... 何でも得意なんですね。でもその水泳のシーンで、さらりと見える「Whites Only」の文字。アメリカ南部と変わらないね。
キウェテル王子は、アフリカ出身のアフリカ人という事で、アフリカの言葉を駆使してます。さすがにアフリカの言葉は私も分からないので、それが自然な言葉なのかは分からないですが、私には自然に話しているように見えました。しかも長台詞も見事にこなしていたような。ま、王子だと何でも素敵に見えます。それが演技です。あれがもしかしたらデタラメだったとしても、タモさんの4ヵ国語マージャンのように見事な芸だったと思う。イジョフォーは両親がアフリカからの移民ではあるけれど、どの程度話せるかは分かりませんけどね。あの堂々さが素敵なのよね。やっぱり最強やね。
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(4.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)