映画を楽しみにしている方に水をさしてしまいましたかね?いや面白いと思いますよ。点数は割りと高いでしょ?ジェイZがやたらと興奮しているようですね。前に書いたように勝手に映画タイトルのCDを出している(映画サントラとは別)。
フランク・ルーカスとニッキー・バーンズはラップの歌詞に出てくる事も多い人物。フランク・ルーカスに限って言えば、映画にも出演していたT.I.の「You Know What It Is」とかShyneの「Commission」とか。
ラップのイディオムとかも、昔のギャングのイディオムから真似た物が多いし、イメージも真似た物が多い。2つが同じ世界のように語るラッパーも居る。
フランク・ルーカスとニッキー・バーンズ本人達が一緒にインタビューを受けている記事があるのですが、それによれば、Pディディの父親メルヴィン・コムズは、フランクの家にしょっちゅう来ていたそうだ。その中で、ニッキー・バーンズが言っている。「ラッパーは合法的な事をしている」と話していた。
そこがポイントですかね。
ちなみにフランク・ルーカスの息子のフランク・ルーカス・ジュニアもラッパーとして今活動しています。
あの時代は麻薬が手っ取り早くお金持ちなれる商売だと2人共に語っていた。もし、あの時代にラップがもっと大きな物で今のようにお金のなる木だったとしたら、彼等はラップを真剣に取り組んでいたのだろうか?才能と努力が必要な合法的なラップの世界に足を突っ込んでいただろうか?
答えは、ノーだと私は思う。