結構有名な作品だと思うのですが、私は中々見れる機会になかった作品です。宅配レンタルを利用しているのですが、この作品は旧作にも関わらず中々届きませんでした。多分宅配レンタル店が持つ本数が少ない事もあるのかもしれないですが、半年位待ったかも。本当に待たされた作品です。ま、それだけに見れた時の喜びは大きいですね。感動も大きかったです。
オーガスト・ウィルソンという超有名な劇作家の舞台劇が、映画化となっております。でも映画化といっても、テレビ映画。しかもHBOみたいなコマーシャルが入らないケーブル局でなく、一般の局なのでCM用に区切れがあります。所がですよ、それが関係ない位に素晴らしい。元々、オーガスト・ウィルソンの物語がしっかりしているだけあって、釘付けになりますね。主役のチャールズ・S・ダットンとアルフレ・ウッダードが本当に素晴らしい。後、叔父役の人ね。力強い歌とストンプ等の舞台独特の雰囲気をそのままに、映画の特殊効果の良さをもプラスされているようでしたね。アルフレとコートニー・ヴァンスの暗闇でのシーンが本当に綺麗!アルフレの耳の後ろの部分に、コートニーが香水をつけてあげるシーンがあって、その後はその香水後が綺麗に光るんですわ。それがねー、何とも幻想的というか...
あー、舞台も見てみたいですわ。
こういうね小粒ながら中身がしっかりした、そして美しい映画が大好きなんですよ。待った甲斐ありましたわ。きっと機を熟すとはこういう事だと思いますわ。ねこに小判、豚に真珠にならなくて良かったです。うん?多分なってない筈...
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(5点満点:DVDにて鑑賞)