HBOで放映した時、尽く見逃しました。もうこうなったらDVD発売まで待とうと。無事、DVD発売です。
監督のネルソン・ジョージ好きだったんですよね。はい「だった」です。というのもつい先日、彼のブログを見てちょっとムカついたからです。今のラップの現状を書いていたのですが「南部訛りのラップに飽き飽き」とか書いてあるのを見て、イラっとしました。と、関係ない事は置いておいて...
映画の方。
クイーン・ラティファがこの映画の演技でエミー賞にノミネートされています。それだけあって見ごたえある演技でしたよ。さすがだなーって思いました。実際のジョージのお姉さんが出てくるのだけど、これがラティファに雰囲気ソックリ。でもラティファというか、レディ・オブ・レイジにソックリかな。夫というか...スリック役のウェンデル・ピアースも良かった。エヴァン・ロスとトレイシー・エリス・ロスの本当の姉弟がそのまんま姉弟演じてるのも面白い。エヴァン・ロスは、そのまんま病的な感じするし。
後知らない事も沢山あって興味深かったです。女性用のコンドームとか知ってましたか??本物のHIV感染患者達の生の声も良かったですね。いつパートナーに言い出すかという事。ある程度エイズの知識はあったつもりでしたが、見事に反省中です。
素晴らしい映画でしたよ。でも一つ文句があるなら、映画にはネルソン・ジョージの役柄が出てなかったんですが、彼はその間何してたんだろう?ちょっと気になりませんか?後、いきなりオープニングから女性達の会話だったので、ちょっと入りにくいかも。
ラストのマックスウェルの「This Woman's Work」にはシビレました。とことん、映画はブルックリンに拘っていたようで。
ついでに、ジェイミー・フォックスがこの映画のプロデューサーの名前に連ねているのですが、彼の曲も最後エンディングロールに使われている。でも、バックボーカルの声はジェイミーと分かったんだけど、リードもジェイミーだとは思わなかったわ。
感想はこちら。
(4.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)