My Folks Don't Want Me To Talk About Slavery: Personal Accounts of Slavery in North Carolina
- 作者: Belinda Hurmence
- 出版社/メーカー: Blair
- 発売日: 1984/01/01
- メディア: ペーパーバック
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元奴隷たちも様々。奴隷制度は絶対に駄目だという人から、今に比べたら奴隷時代の方が良かったと話す者まで... 奴隷主の人たちも、同じく様々。食べ物や着る物を十分に与えた者から、子供でも容赦なく鞭で叩く男と女... でもそんな良い&悪い奴隷主に共通していたのは、絶対にGood Book=聖書を奴隷たちに読む事を禁止させていた事。殆どすべてを許していた奴隷主でも、聖書だけは禁止していたらしい。教会に行く事はOKでも、聖書だけは駄目。教育という教育はすべてご法度だった。
後、これを読むと北軍も酷い事してたんだなーって思う。戦争だから当たり前なのかもしれないけれど... っていうか、戦争ってそういう物だなって思いました。完璧に美化してました。
ただ単語も当時の言葉そのままに脱字誤字が多いんですよね。Nワードも今以上に酷いです。というか、黒人同士がそう呼んでいたのですね。当時のデフォルト語である筈のニグロという言葉を使っている人は、たった一人だけでした。他は当たり前のようにNワード。後、当時はMightyが流行り語だったのかも。Veryの代わりにMighty。そういうのも読んでいて面白いですね。
っていうか、これが1ドルで売ってたんですよ。だから、私の1ドルセールの棚を見つめる目が熱くなるんですわ。