Cast >> Tamara Dobson (Cleopatra Jones), Stella Stevens (Bianca Javin/Dragon Lady), Ni Tien (Mi Ling Fong), Norman Fell (Stanley Nagel), Albert Popwell (Matthew Johnson), Caro Kenyatta (Melvin Johnson) ....
Director >> Charles Bail
Writer >> William Tennant
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 4
ラッシュ・アワー・エピソード4
今度は、香港の麻薬組織を撲滅の為、香港に来たクレオパトラ・ジョーンズ(タマラ・ドブソン)。クレオは、旅先で助けてもらったミ・リン(二・ティエン)と共に、香港の暗黒街へと足を踏み入れる。そこで待っていたのが、冷酷なドラゴン・レディだった。
ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの「ラッシュ・アワー」の原型がここにある気がした。アジア人とブラックが主演というだけでなく、色々な場面が「ラッシュ・アワー」に通じる。ラッシュ・アワーと違うのが、コメディじゃないという点。
今回は、香港に舞台を移した事で、アクションシーンがより多くなり、クレオのアクションも複雑化していたのが面白い。188センチもあるタマラ・ドブソンの体を生かしたアクションシーンは見ていてスッキリする。また、小さなアジア女性の機敏な動きも対照的でコンビにピッタリだ。
ただ、あんなに可愛かったクレオのファッションも、今度は進化し過ぎていて、グレース・ジョーンズ化してしまったクレオに憧れを感じる事はなかった。「1」のようなロマンスもなく、楽しみなファッションもスカンされたのが残念。
それでも、ラッシュ・アワーに匹敵する面白いストーリー。クレオが、書類を書けと急かすボスに向かって「Write it on your ass!(アンタのお尻にでも書け!)」は、爽快。ラッシュ・アワーではさすがに出てこない台詞。言いたい放題だった、当時の良さが出ていて面白い。
(6/13/05:ビデオにて観賞)